鱧茶漬け
照焼にした鱧が、出来上がったところです。
まな板の上で、金串を抜きます。身がボロボロになってしまうので、回しながら抜きます。と言うより、抜きやすくするため、焼いている時も、時々金串を回しています。
“鱧の照焼”としてお出しする時は、このままですが、今回はお茶漬けの具に使うので、包丁します。
焼き上がるまでに、お茶漬けの出汁を用意しておきます。
鰹出汁でもよいのですが、“佳肴 季凛”では、毎日鱧のアラで出汁を取っているので、これを使います。こうすることで、一層深い味わいとなります。
日本酒、塩、薄口醤油で味を調えるのですが、照焼に味がついているので、薄めの味付けにします。
御飯の上に、三つ葉とぶぶあられをちらし、包丁した鱧の照焼を乗せます。
仕上げに盛り付ける山葵も準備しておきます。
やはり、本山葵の風味は格別です。出汁を入れたら、山葵を乗せて、出来上がりです。
甘辛いたれの味が、脂の乗った鱧によく合い、鱧の出汁が、お茶漬けの味をふくよかにしてくれます。
今回は夜の会席コースのお食事としてお出ししました。単品でも、召し上がれますので、ご希望の方は、どうぞお申し付け下さい。
【季節限定 鱧づくしランチ】
お知らせです。
只今、7月・8月の限定コースとして、鱧づくしのランチ『鱧御膳』をご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
この時期美味しい鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は『鱧御膳』のページをご覧下さい。
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店主 志村
随分と贅沢なお茶漬けですね。
アラでだしをとるとは、恐れ入ります。
だしのとり方は、料理の基本でしょうね。
一番出し・二番だしは、とりますが・・・
やはり、アラでとるとこくがあるんでしょうか。
おばさん様
今回のように、使う食材と出汁が同じですと、味に深みが出ます。