臨時休業の休日出勤手当は、三重県産の平宗田(ひらそうだ)
Vol.4220
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(11月28日)は
頂き物の平宗田(ひらそうだ)について
お話しします。
「おはよう、親方🐡
市場が休みなのに
このスチロールは?」
と、ミニふぐちゃん。
「おはよう🐡
じゃ~ん !」
「初めて見る魚だけど
産直で仕入れたの?」
「いやいや、貰いものだよ。
ほら。」
このヒラソウダ(ひらそうだ)を
送ってくれたのは
三重の魚屋さんで
天然とらふぐをはじめ
色んな魚を仕入れています。
「こんなに沢山!
すげぇ~じゃん。」
「普段の行いが良い人は
違うんだよね~。」
「あえて言わないけど・・・。(笑)
でも、こんなにどうするの?」
「おかずだよ。
まぁ、今日の休日出勤手当って
感じかな。」
「休日出勤!?
火曜日で休み明けじゃん。」
「そうなんだけど
お歳暮の仕込みや発送の準備で
間に合わないから
臨時休業にしたんだよ。」
「そっかぁ。
それに、昨日も
先週の月曜日も
営業したしね。」
「それもあるけど、ともかく始めるよ。
のんびりしていたら
終わらないからね。」
ということで
先ずはフライヤーの掃除から。
油を捨てるため
温めるので
ついでに
おかず用にフライを揚げました。
フライは、海老、公魚(わかさぎ)
牡蛎(かき)の3種類。
「んまそう~。」
「休憩無しでやらなきゃならないから
先ずは、ハイオク注入ね。」
「いいなぁ~。」
遅朝ごはん兼早お昼を食べ終えたら
※『西京漬』 用の銀鱈(ぎんだら)の
下処理です。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
鱗(うろこ)を取った後
自分が手直しをし
水洗いししてから
卸しました。
試し焼きをクリアしたら
切身にし
脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。
その頃、真由美さんは
フライヤーの掃除。
「真由美さん、頑張って~!」
「有難う、頑張るよ♬」
銀鱈の次に
平宗田。
水洗いを終えたら
三枚に卸し
皮目を炙り
柵取りしたら
刺身用に包丁しました。
こちらが自分達用で
器は
賄い用の特注のものです。
自分達で食べるには多いので
近所の常連さんにも
おすそ分け。
「親方、この器って
うちの店のじゃないよね?」
「そうだよ。
ご近所さんだから、器持参。」
「わぁ~
これなら楽チンだね♬」
フライヤーの掃除を終えた真由美さんは
廃食用油をリサイクル用に
ボトル詰め。
その後は
『西京漬』用の化粧箱の準備。
「この準備だけでも
たいへんだね。」
「そうだよ。
猫の手じゃなくて
ふぐのひれでもいいから
借りたいんだけど・・・。(笑)」
「いやぁ~、その~
・・・・・。」
『西京漬』用の銀鱈を
真空パックし終えたら
すべき仕込みが終わりました。
そして、今日のボスキャラの
『西京漬』の箱詰と
発送の準備です。
その頃には
陽も落ち
予想通りの夕方スタート。
化粧箱を並べ
4種類の『西京漬』に
シールを貼ってもったら
形と大きさを見ながら
箱詰をしました。
袋に入れ
送り状を貼り
発送日を書き
冷凍庫へ。
「これなら
間違いはないよね。」
とりあえず
今日すべき仕事は終わったのですが
明日もてんこ盛りの仕込みが
待っているので
明日も臨時休業にさせてもらうことに。
お断りしてしまったお客様には
この場を借りて
改めて、お詫びさせて頂きます。
「明日もハードだね。
そんじゃ、また🐡」 by ミニふぐちゃん。
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