南京アイス
昨日の続きです。
ボールに入ったものが、
こんな風に、アイスになりました。このアイスは、“南京(なんきん)アイス”です。南京とは、かぼちゃの別の呼び方です。
この“南京アイス”ですが、普通のアイスとは、大きな違いがあります。卵・牛乳・上白糖を使っていないマクロビオティックのアイスです。だからと言って、甘くないわけではありません。
アイスに限らず、マクロビオティックのお菓子は、先の食材を使っていないので、甘さやコクを出すのに、工夫が必要です。
使う食材はこちらです。
少しずつ説明します。
てんさい糖、なたね油、豆乳、アーモンド・プードルです。
メープルシロップ、ココナッツミルク、玄米水飴です。
玄米甘酒、白味噌、アマレットです。そして、メインである南瓜の裏ごしです。
この南瓜は、無農薬・有機栽培のもので、最近つきあい始めた新しい提携農家である岩田さんのものです。
作り方ですが、南瓜以外の材料をフードプロセッサーにかけ、混ぜ合わせます。
これが、混ぜ合わせたものです。その次に、裏漉した南瓜を、フードプロセッサーに入れます。
この中に、先ほどの調味液を少しづつ混ぜ合わせます。
そして出来上がったのが、
昨日の写真にもある“アイスの種”です。これを、アイスクリーム・マシンに入れて、20分程度すれば、出来上がりです。
先ほどお話ししたように、卵・牛乳・上白糖を使っていないので、カロリーを気にする必要は全くありません。あるとするのなら、食べ過ぎてお腹をこわすことくらいかもしれません。
自然の甘味と、南瓜の素材感が、何よりもこの“南京アイス”の持ち味です。今が旬の南瓜を、趣を変えて、是非召し上がってください。
ところで、南瓜の別名である南京のいわれですが、中国の南京から伝わったものと思われたので、そう呼ばれるようになったことにあります。ちなみに、“かぼちゃ”という呼び方は、カンボジアが語源とされています。
ただ、南瓜ですが、というより、今年の夏野菜の出来は、ここ最近の長雨と日照不足の影響で、出来がイマイチかもしれないのが、自分にとっては、ちょっと気がかりです。
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店主 志村
随分多くの材料が必要なんですね。
それだけ手間もかかると言うことでしょうね。
紅茶のミルクシャーベットを作ります。私は。
これも案外美味しいですよ。
かぼちゃは、家でも栽培しましたが、私には
出来そうにありません。
おばさん様
紅茶のミルクシャーベット。
どんな味がするのでしょうか?