娘の仕入れは・・・。
今日は定休日だったのですが、仕込みの都合で、沼津の魚市場に行って来ました。普段は、一人で行くのですが、今朝は上の娘も一緒に行って来ました。
そんな娘の目的は、絵日記ネタの仕入れです。市場の構内に入るには、こんな風に、ネックストラップをしなければなりません。
何度か行ったことのある娘ですが、何となく緊張ぎみでした。
娘は、何か買ってもらいたい素振りを、何となくちらつかせながら、歩いていました。
自分が思うに、娘が欲しいものは、浅蜊か、蒲鉾などの練り製品なので、貝類を扱う問屋の前に来ると、立ち止まりました。
「浅蜊欲しいの?」と聞くと、
娘は「うん。」と答えました。
「じゃぁ、『浅蜊下さい。』って、頼んできな。」と言うと、
娘は、「だって・・・。何かさ・・・。」と照れくさいようでした。
こんなところで、時間をつぶしている暇のない自分は、「1キロ頼むよ!」と伝えると、
「はいよ。もしかして、季凛さんの娘?」
「そうだよ。」
「じゃ、おまけしてやるから。」
と、“おまけ”と聞いた娘は、ニンマリでした。
そうこうしているうちに、セリが始まりました。
何度か市場に来たことがあっても、せりの様子を間近で見るのは、初めてらしく、かなり驚いていました。
セリが終って、魚を積み終え、「お腹すいた?」と聞くと、
「うん。」
「お寿司でも食べる?」と聞くと、
「うん。」と、今朝一番の返事。
食べ終えてから、車に乗って、走り出すと、
慣れない早起きだったらしく、すぐに寝てしまいました。
それでも、“佳肴 季凛”兼自宅に戻ると、
「お土産だよ。ほら。」と、浅蜊と蒲鉾を、留守番していた真由美さんと妹に、これ見よがしに、見せびらかせていました。絵日記ネタ、浅蜊、蒲鉾と、娘にとっては、最高の仕入れのようでした。
「また、市場に行くかい?」と聞くと、
「かんがえておくよ。」
「・・・・・。」
そんな言葉を、一体どこで覚えたのやら・・・。
というより、子供の成長は、大人が考えているよりも、ずっと早いものなのかもしれません。
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店主 志村
長靴姿が可愛らしいです
楽しい絵日記が描けそうですね
お父さんの仕事を見ながら、二人きりの
良い思い出ができましたね!
少しずつ照れもあるのかな?
今のうちにですね!!
まぐ様
見せてくれないので、本当のところは分かりませんが、なかなかの出来栄えみたいでした。
yoko様
それこそ、“今のうち”だけですね。