松前御飯の作り方
昨日からお出ししている御飯が、
松前御飯です。昆布とするめを炊き込んであります。
松前は、北海道の南部に位置し、そこの郷土料理が、松前漬です。松前漬は、もともと数の子、するめ、昆布を塩漬けしたものでしたが、後に、するめと昆布をメインにしたものが、主流となっており、そんな2つの食材を使った松前御飯の作り方が、今回のお話しです。
昆布とするめは、乾物ですので、
ボウルに入れ、
浸る程度の一番出汁を注ぎます。当店の一番出汁は、鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足で、取ったものです。
これらが、しんなりしてきたら、
それぞれを、適当な大きさに、包丁します。
包丁し終えたら、
一番出汁と一緒に、鍋に入れ、火にかけ、沸いたら、アクを丁寧にすくってから、塩、薄口醤油、日本酒、味醂で、味を調えます。
冷めたら、味を含めるため、一日おいてから、
炊く時に、具と汁を、分けます。炊飯器に、
新潟県魚沼産のコシヒカリをメインに、
もち米を全体の1割弱に混ぜたものを、約7割と、残りの約3割に、押麦を加えたものを入れたら、煮含めた出汁を注ぎ、
炊きます。湯気が立ち始めたら、
するめと昆布を、
入れます。
炊き上がり、蒸らしてから、
混ぜ合わせます。
松前御飯は、するめと昆布の優しい味わいが、何とも言えず、白米に、ほのかな旨味が加わり、いくらでも食べられます。ご興味のある方は、是非お試し下さい。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。
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