のびふぐ
今夜は、バージョンアップしたふぐ料理の御予約を頂いたのですが、バージョンアップには様々なバージョンがあるのですが、今夜の場合、
ふぐ刺を増量し、ふぐの唐揚は、
“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、その想いを込めて名付けたジャンボちゃんこと、4キロオーバーの超特大の天然とらふぐのかまの部分と、
うぐいすと呼ばれ、尻びれを動かす筋肉の部分を、
薄口醤油と日本酒を同割にしたものに漬けてから、片栗粉をつけて揚げ、低めの温度でじっくり火を通し、揚げ揚がる頃に温度を上げ、カラっと仕上げています。
ふぐちりは、見た目に特段の違いはありませんが、
あらを増量してあるだけでなく、ジャンボちゃんのあらを使っているので、
〆の雑炊の味わいが深くなるのは、言うまでありません。
今更ですが、今夜に限らず、当店のふぐ料理でお出ししているふぐは、全て天然のとらふぐで、今夜の場合、刺身は三重県安乗(あのり)産で、唐揚とちりは三重県熊野産と静岡県舞阪産でした。
ところで、ここ最近、ふぐについてお話ししているのが、
これらで、
自分にとっては、これはこれで、楽しい限りで、折角の機会なので、
今夜のふぐ刺とツーショットを決めたのですが、色が不自然なのは、
照明の都合によるもので、昨日から、
このふぐも飾り、
のびふぐなる名前です。
のびふぐだけに、
ふーぐと書いてあるだけでなく、
伸び、もう片身には、
漢字で河豚と書かれ、もちろん、
伸びます。
ちなみに、のびふぐは、
定休日だった一昨日の昼間、
沼津方面に行く用があり、
そのついでに立ち寄った際、土産物屋で、
購入したのですが、昼間に来ることは殆どないので、
ホームグランドも言うべき場所でありながらも、
仕入れに来る早朝とは別世界で、それこそビフォア・アフター。
そして、のびふぐも加わり、
癒やしのふぐ空間のとらふぐ達は、
全部で9本となり、
フェイクとらふぐだけに、有毒なのか無毒なのかはさておき、不可食ゆえ、未来永劫、萌え燃え・・・だと思うと、それだけでも癒やされます。
癒やしのふぐ空間のとらふぐ達は、常連さんの手作りですが、のびふぐのような既製品も、自分のコレクションで増やし続け、最後には、フェイクとらふぐのブリーダーを目指しているので、乞うご期待!
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せ商品などを召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
コメントを残す