ふぐ納めは、遠州灘・舞阪産の天然とらふぐで、ふぐRUSH
昨日(12月27日)は、自分の誕生日だったこともあり、

『佳肴 季凛』の玄関に、先日お話ししたオーダーメイドの注連縄(しめなわ)を飾りました。
注連縄を飾る日には、諸説がありますが、オーダーメイドの注連縄を飾るようになった一昨年からは、自分の誕生日である27日に決めています。
また、このところ、天然のとらふぐの入荷というか、コンタクトのある様々な産地の水揚げも芳しくなかったこともあり、その願掛けを込め、朝一で飾ると、

遠州灘・舞阪で水揚げがあり、

この12本が入荷することになり、泳いでいるふぐをイメージした注連縄ということもあり、霊験あらたかとは、よく言ったものです。
しかも、一度に10本以上仕入れて、卸す“ふぐRUSH”で、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとって、誕生日に水揚げがあって天然のとらふぐで、ふぐ納めとは願ったり、叶ったりとしか、言い様がありません。
ちなみに、誕生日プレゼントは、

志村家の女三羽烏からの晩酌セットでした。
入荷が分かったので、営業が終わったら、

まな板とカンター周りを養生し、新聞を見ると、

握り鮨の写真が目に入り、

何と、Facebook友達の池野 弘礼(いけの ひろのり)さんの記事で、直接会ったことはないものの、色々とやり取りをさせてもらっていることもあり、後生大事に取っておこうと思いましたが、

面を汚す訳にはいかないので、今回は養生の仕事をお願いすることにしました。
そして、明くる日の今日、

沼津魚市場に行くと、

2ケース共、

届いており、中を確認すると、

万事休すして、萎え萎え・・・⇩ながらも、萌え燃え・・・♥
活かしのものゆえ、よくあることですが、とりあえず、

締め、他の仕入れを済ましたら、魚市場から帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻ったら、

残りの11本を締め、

血抜きのため、

これらを卸す前に、

死んでいた1本を卸したら、刺身には不都合でした。
その後、活かしの11本を卸すことにし、

卸したら、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、卸したものの中には、

十分に成長した白子が入っているものもいました。
卸し終えたら、

手直しをし、洗い上げたら、

拭き上げたのですが、

死んでいた1本は、

31日のお持ち帰りのふぐ料理【ふくはうち】には、使わないようにするため、区別しておきました。
富士市からの要請による時短営業中と複雑な状況ではありますが、 無事に、ふぐ納めをしただけでなく、魚市場での年内の仕入れも、今日が最後となり、31日まで、粛々と仕事をします。
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