日本料理らしくないランチメニュー
ここ最近、”佳肴 季凛”のランチ(小会席・季)で、お出ししているのが、こんな料理です。
”和風タルタル”という料理です。中に入っているのは、白身(この写真は、平目です。)、アボカド、長芋、ペティトマトです。
”タルタル”についての説明は、こちらを。
ランチメニューは、女性のお客様が召し上がることが殆どなので、そのことを頭に入れながら、考えなければなりません。だからといって、日本料理の基本から外れるのは、本意ではないので、苦心することもしばしばです。
そんな時は、自宅の本棚というより、”富士市私設料理専門書図書館”の書庫を探します。
こちらが、その一部です。それこそほんの一部です。
自分が持っている料理の本に関するお話しは、こちらを。
そんな一つにこんな本があります。
タイトル通り、”刺身”の本です。その中を、めくっていると、こんな料理が出てきました。
”鮪のタルタル風”という料理です。これなら、ランチメニューとして、使えると思い、ランチで使うことにしました。
そんな時、偶然にも、富士市内にある自分の友人のフレンチ・レストランのブログに、”魚介類のタルタル”なる料理が載っていたので、彼にフレンチ風の作り方も教えてもらいました。そのブログは、こちらです。
ところで、この”和風タルタル”は、一般の方でも、作ることができるので、せっかくの機会ですから、お話ししたいと思います。
用意する材料はこちらです。
左上から、平目、ぺティトマト、手前左から、アボカド、長芋、葱、紅たで、です。
これらを、”セルクル”というリングにつめます。
全部つめこんだら、”セルクル”を外せば、完成です。最後に、ドレッシングをかけて完成です。
”佳肴 季凛”は日本料理店なので、醤油ベースの和風ドレッシングをかけていますが、味付けは、それこそお好みでOKです。
が、やはりお客様にお出しする以上、もう一工夫必要なので、最後の飾り付けに、こんなものを使います。
どちらも、海草のエキスで作られた、”なんちゃって”海草というか、海草もどきで、プチプチとした食感が、何ともいえません。冒頭の写真の球状の物体と、透明の物体の正体がこれです。
家庭で作る場合、使う魚介類は、刺身用の魚なら、なんでもかまいません。こうすれば、サラダ感覚で刺身を食べられ、食卓にも変化があるので、ご家族にも喜ばれるのでは、ないのでしょうか?
是非、一度試して下さい。というより、ご家庭で”佳肴 季凛”ごっこのランチ・バージョンをやってみて下さい。
志村
追伸 ”アボカド”は、”アボGAド”では、ありません。”アボKAド”です、ちなみに。
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