お持ち帰り(テイクアウト)の海老フライ
先日、テイクアウトの海老フライと鶏の唐揚げについてお話しした後、
お電話やFacebookを通じて、お問い合わせを頂いたこともあり、今回は、海老フライについてお話しさせて頂きます。
使う海老は、
冷凍のブラックタイガーで、ブラックタイガーは、クルマエビ科のウシエビの通称で、世界各地で食用されています。
また、インドネシアをはじめ、
東南アジアで養殖されており、自分が使うサイズは、
21/25というサイズで、水産業界では、/(スラッシュ)を読まず、21、25とか、21という風に呼んでいます。
21/25と言っても、お分かりにならないと思うので、殻付きのままで10センチ程度で、
解凍したら、
殻を剥くのですが、こういう役目は、殆どの場合、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
剥き終えたら、
揚げる時に水分があると、油がはねて危険であるだけでなく、仕上った時の見栄えも大事なので、
包丁で、
押し出してから、切り落とし、
背わたを取り除いたら、
伸ばすため、
切り込みを入れます。
切り込みを入れたら、
揚げた時に丸く、縮まらないように、押しつぶすような感じで、伸ばしていき、
布巾で水分を取り除いたら、
下拵えが完了です。
バットに塩、胡椒を振り、
海老を乗せたら、
再び、
塩、胡椒を振ります。
その後、
身の部分だけに、小麦粉を付けるのですが、この作業を打粉と呼んでいます。
打粉をしたら、水、全卵、小麦粉を合わせたものに、
海老の尾を持ちながら、くぐらせ、
パン粉を付けます。
この時、剥がれないように、
付けていき、使うパン粉は、
生の粗目のものです。
パン粉を付け終えたら、
170度くらいの油で、
揚げます。
揚げ上がりの目安は、揚物というだけあって、火が入ってくると、上がって来るだけでなく、泡も段々と小さくなってきます。
その場で食べる時は、揚げ上がり、
余分な油が切れたら、盛り付けるのですが、テイクアウト用ということもあり、冷めるまで待ち、
盛り付けたら、
蓋をします。
蓋が出来るように、器は使い捨てのものですが、ごみの分別もあるので、ご自宅の器を持参して頂くことも可能です。
テイクアウトの海老フライのお値段ですが、5本で750円(税別)で、御注文は5本ごとで、前回お話ししたテイクアウトの天丼同様、
前日の午後3時までの御注文をお願い致します。
鯵フライなどの他のフライの御用意も可能ですので、詳細については、お手数ですが、直接お問い合わせ下さい。
お話しするタイミングを見計らっていたにもかかわらず、最後になってしまいましたが、海老フライは、自分の好きな食べ物の御三家の一つで、これぐらいのサイズなら、20本は軽い、軽い♬
同じ揚物でもある天ぷらも好きなのですが、海老フライには敵いませんし、つまみにも、おかずにもなる万能選手で、賄いで作ると、一緒に食べる真由美さんは、「海老フライ、好きだよね~。」と、必ず言う始末。
もっとも、
ちなみに、御三家の残りの二つが、鰹(かつお)とふぐちりで、人生の最期の晩餐は、この御三家のローテーションにすることにしています。
☆★☆ 【佳肴 季凛】謹製 胡麻だれ ★☆★
オリジナル料理のサラダ素麺でも使っている胡麻だれ(650円)を、
販売しております。
冷たい麺類だけでなく、サラダ、和え物などとの相性も良く、他の調味料と合せることで、バリエーションが広がり、料理や気分に合せて、豊かな味わいをお試し下さい。
2020.4.24|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
コメントを残す