週末のバス三連荘の初日に、静岡・舞阪産のとらふぐ(天然)
昨日に引き続き、今朝も沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、
最初にこの売場に向かうと、
自分宛の静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)が届いており、
中を確認すると、3本全て無事で、ひと安心すると共に、萌え燃え・・・
その後、いつものように、魚市場の中をひと歩きしたのですが、今日は、バスツアーの団体のお客様の御予約があったので、仕入れは殆どせずに、魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻ると、
3本のとらふぐは、
御予約の料理が最優先ということもあり、とりあえず水槽に入れておきました。
その後、出汁を引くなど、普段の準備を終えたら、
デザートから、盛り付けを始め、最後にお出しするデザートから盛り付けるのは、冷蔵庫にしまう都合によるものです。
また、今日は、御座敷とテーブル席での御食事でしたので、
お出ししやすいように、
お盆に付箋をつけておきました。
この器には、
山掛けを盛り付け、
その後、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を、
盛り付け、冷蔵庫へしまうものは、これで終わりました。
その次に、
蒸物の器に、
鰯つみれ錦糸蒸しを盛り付け、あんをはり、蓋をしたら、
熱々をお出し出来るよう、温蔵庫にしまっておきました。
これで、バスのお客様の料理の盛り付けが殆どが終わったこともあり、水槽のふぐを卸すため、
真由美さんが、まな板周りを養生してくれ、自分は、
卸すために、水槽からふぐを取り出したところ、真由美さんは、
小鍋の盛り付けに取り掛かってくれ、小鍋は、ひじきと野菜の小鍋仕立てで、
この小鍋には、ひじきをはじめ、葱、えのき、もやし、水菜、人参、雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)、ひじき、豆腐、くずきりが入っています。
ふぐを締めたら、
卸し終えると、
小鍋の盛り付けが終わった真由美さんが、
水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、洗い上げたら、
真由美さんが拭き上げ、
ふぐの仕込みが終わったのですが、ふぐの仕込みをしていると、バスのお客様の人数が増えたとの連絡があり、
追加分の料理を盛り付け、冷蔵庫へ。
そうこうしていると、ホールスタッフが出勤し、
真由美さんが、今日の献立や段取りを説明してくれ、テーブル、
カウンター、
御座敷と、
準備が整い、
打ち水をしておき、乗務員から、到着時間の目安の連絡があったので、
揚物の鶏の唐揚げを揚げ、
温蔵庫にしまっておいたのたのですが、このようにしたのは、人数が多いからです。
ちなみに、今日の揚物は、鶏の唐揚げと鯵の新挽(しんび)揚げで、鯵の方は、御来店されてから、揚げました。
鯵の新挽揚げは、揚げてから、温蔵庫にしまっておくと、鶏の唐揚げに比べ、著しく味を損ねるので、揚げたてをお出ししますし、本音の言えば、どちらも揚げたてをお出ししたいのですが、20人を越えるとなると、こうせざるを得ないのは、心苦しいのは否定出来ません。
そうこうしていると、
バスが到着すると、バタバタモードは、一気にMAXに達し、全ての料理をお出しし、駐車場に出ると、バスには、1:20と出発時間が掲げられており、
程なくすると、予定時刻となり、
いつものように、
皆でお見送り・・・♬
その後、店内は後片付けの嵐が吹き始め、
再び、
バタバタモードとなり、
真由美さんは長靴に履き替え、
洗い場の達人と化し、
無事に片付けが終わりました。
その頃の自分は、明日もバスツアーの団体のお客様がお見えになるので、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)や、
デザートの桃のムースをはじめ、
小鍋の野菜(写真 右)と、サラダ素麺の野菜(同 左)を仕込み、休憩を取ることにしました。
そして、夜の営業が終わったら、
明日入荷する三重県産のとらふぐ(天然)を卸すため、まな板周りを養生し、
器出しをし、バス三連荘の初日が終わったのでした。
明日も今日と同じく、魚市場へ行ってからのバスにして、仕入れもとらふぐですが、タイトルにもあるように、バス三連荘とはいえ、ふぐは連荘止まりは、ほぼ確定です。
それよりも、明日も魚市場に行くので、この辺りで・・・。
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