静岡県沼津産の天然とらふぐ
沼津魚市場に着くと、殆どの場合、一番最初に向かうのが、
活魚売場で、今朝もルーチンとして、向かいました。
生簀を覗いていくと、
一番はじの生簀に、
0,7キロの天然のとらふぐが、1本泳いでおり、政親丸、志下とあるように、地物です。
旋網にかかったもののような感じがしたので、構内を歩いていると、
先程の漁船が水揚げした魚が、
並んでいました。
それらは、
鯵(あじ)に始まり、
鱪(しいら)、
太刀魚(たちうお)などで、ひととおり並べ終えると、
氷をかけたりと、セリ前の準備に追われていました。
その後、別の売場に行き、色々と仕入れをしていると、活魚売場のセリの時間となり、
期待と不安の中、仲買人にセリ落としてもらうことが出来たとあれば、萌え燃え・・・
生簀から取り出したら、
すぐに締め、
放血後、魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻り、新子(佐賀)などの仕込みや、段取りを終えたら、
女将兼愛妻(!?)に、まな板周りを養生してもらい、
卸すことにしました。
卸し終えたら、
水洗いし、
拭き上げ、ふぐの下拵えが終わりました。
先日もお話ししたように、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、天然のとらふぐこそが全てで、この時季は、鱧にシフトチェンジしているのは、紛れもない事実です。
ただ、どこまでいっても、天然のとらふぐに敵うものはなく、あと一ヶ月半で始まる天然のとらふぐ漁が始まるのが、待ち遠しい今日この頃です。
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