20本のオシツケこと、油坊主(アブラボウズ)
5月16日
Vol.4390
普段は数本
というよりは
無くても珍しくない
魚の一つが
油坊主(あぶらぼうず)です
そんなレアな魚が
今朝の沼津魚市場に
並んでいました
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう🐡
親方が大好きな
カ💝ツ💝オじゃん!」
「おはよう🐡
今日のランチの
お客さんが
『ブログとか
SNSで投稿しているような
鰹があれば
食べたい🤤』
って言ってたから
仕入れて来たんだよ」
「っていうか
お客さんじゃなくて
親方が
食べたいんじゃね?(笑)」
「そうだよ
食べたいくらいのしか
仕入れて来ないからね」
「そっちね
じゃあ、今日は
カツオと
ランチメニューのことを
話してくれるの?」
「鰹とランチの献立は
明日にして
別の魚だよ」
「カツオ以外に
これって魚を仕入れて
来ていないけど・・・」
「仕入れてないよ
だから、いつもみたいに
時計の針を
市場時間に戻すよ」
「はぁ~い♬」
今朝
沼津魚市場に着くと
油坊主(アブラボウズ)の
水揚げをしていました
油坊主は
いわゆる巨大魚で
29,0キロでは
可愛いサイズで
大きいものになると
100キロ近いものも
いたりします
が、しかし
仕入れたこともなければ
仕入れる可能性も
低い魚なので
ほぼスルー状態
その後
売場に並べられた
油坊主です
その数
約20本
水揚げした漁船は
伊豆下田の
海神丸(かいじんまる)と
城内丸(きうちまる)で
底物船(そこものせん)と
あるように
金目鯛(きんめだい)や
目鯛(めだい)を
メインの魚として
操業しています
👆にもあるように
沼津では
オシツケと呼ばれています
オシツケと呼ばれる理由や
沼津の市場では
時々、水揚げがあったり
他所からも
入荷があるのですが
ここまで
水揚げがあるのは
レアケースなので
漁師に
訊いてみると
「たまには
漁場(ぎょば)を変えて
違った魚を
やろう(釣ろう)と
思った」
とのことでしたが
やっぱり、そこは
馴染みの無い魚ゆえ
「へぇ~」
の自分
ただ
自分が使っている魚との
唯一とも言うべき
共通点は
油坊主がギンダラ科
ということです
ご存じのように
銀鱈は
ボス的存在にして
ランチメニューや
会席料理の西京焼でも
お出ししています
「もしかすると
アブラボウズを
仕入れる可能性って
あるの?」
「目方にもよるよ
10キロくらいなら
鰤(ぶり)と
変わらないからね」
「その時は
話してくれるんでしょ?」
「もちろんだよ!
とりあえず
今日はこの辺にして
始めるよ」
「はぁ~い♬
今日の献立は
どんなのか
楽しみだなぁ~」
ということで
明日は
今日のアレンジした
ランチメニューの献立
について
お話しします
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
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