休市日前の定休日に仕入れた鰆(さわら)
Vol.4268
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(1月15日)は

休市日前の定休日に
仕入れた鰆
についてお話しします。
明日は、沼津魚市場が休みなので
今朝は仕入れに行って来ました。
風が吹く今の時季は
魚の入荷が不安定で
少しでも早く着き
良さげな魚を選りたいので

今朝、着いたのは
4時半でした。

少ないながらも

そこそこ入荷はあったものの

自分好みの魚は全くなし。
気を揉みながら
別棟の売場へ行くと

三重県熊野産の鰆(さわら) が
入荷していました。

“捨てる神あれば 拾う神あり”とは
まさに、このこと。
2本のうち

1本だけ秤にかけてもらい

無事にGET!
魚市場での仕入れを終えたら

食遊市場へ立ち寄り
野菜などを仕入れました。

シャッターが降りているのは
基本的に
開店時間が6時だからです。
『佳肴 季凛』に戻ると
ふぐとらちゃんがやって来て

「おはよう、親方
休みなのに、大変だね。
で、今朝仕入れて来たのは

サワラと

しじみだけ?」
と、声を掛けてきました。
「おはよう
明日は市場が休みだからね。
だけって言っても
鰆は刺身用だから
無いと困るんだよ。」
「でも、もし無かったら
どうしたの?」
「真空パックして
冷凍してある魚があるから
問題ないよ。
しかも、アレで冷凍してあるからね。」
「あ~っ、そっか~
アレがあるからね。」
アレとは
ここではお話ししませんが
気になる方は
ご来店された時に
お尋ね下さい。

水洗いした鰆をしまおうとすると

「明日卸すのは分かるんだけど
もしかして
今日の仕込みは
これだけ?」
と、ふぐとらちゃん。
「そうだよ。
季凛的はたらき方改革にして
2024年問題の絡みもあるから
それに慣れておかないとね。(笑)」
「っていうか
親方無しの子分無しの独り仕事だから
ぜ~んぜん関係無いと
思うけど・・・。」
「あはは、バレたか・・・。」
身と頭も一緒にし

蜆も冷蔵庫へしまい
休日出勤が終了。

「終了はいいんだけど
包丁を砥いでないよ・・・。」

「使った出刃包丁は
ステンレスのだから
きれいに洗っておけば
錆びることはないからね。」
「こっちこそ、2024年問題&
はたらき方改革の産物?」
「んなわけないじゃん。
ステンの包丁は
大きかったり
硬い骨を叩く時のためのものだよ。」
「へぇ~
どっちにしても
お疲れ様でした。」
「ってことで
お疲れさんね。」
なお、来週の月曜日(22日)は
ランチのみですが
営業します。
定休日でも
予め、お申し付け下されば
可能な限り
対応させて頂きますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
「今夜はおでんなんだぁ~
んまそぉ

そんじゃ、また」 by 熱血君
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