さばふぐで、MERRY ふぐRISTMAS!
Vol.4246
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(12月24日)は

年明けのお弁当用の揚物の
さばふぐについて
お話しします。

「MERRY ふぐRISTMAS
ふぐツリーも
明日までだと思うと
何だか、つまんないねぇ。
親方が一番
さみしいんじゃね?」
と、ふぐとらちゃん
「メリふぐ
確かにねぇ~
こればっかりは
しょうがないね。」
こんなやり取りで
今日も始まりました。

「さばふぐを仕入れて来たなら
さみしいなんてこと
ないんじゃね、親方。」
「まぁね。
天然のとらふぐには
敵わないけどね・・・。」
「この間のさばふぐも
大きさが揃っていたけど
今日も揃っているってことは
好みのを選んできたの?」
「もちろん!」

今朝、沼津魚市場に着くと

桜海老(さくらえび)で有名な
静岡県由比の魚屋さんが
荷物の仕分けをしようとするところでした。

懇意にしている魚屋さん
ということもあり

邪魔にならぬよう

好みのサイズを選(よ)り

秤にかけてもらいました。
今更ですが
自分好みの魚はもちろん
サイズを選り好みするため
早く来ているようなものですので
多少の早起きは
ま~ったく問題ありませんし
自分好みのものが
仕入れられないことの方が
問題なのです。

ちなみに、あのコンテナの中の魚は
①駕篭担鯛(かごかきだい)

②糸引鯵(いとひきあじ)

③鱸(すずき)

下処理を終えたさばふぐは

唐揚げ用の大きさに
包丁したら

中骨に針金を通し

残っている血を
取り除きます。

「揚げるんでしょ。
ここまでの下拵えって
必要なの?」
「必要だから
やるじゃん。」
「出た、得意のぶっきら棒トーク!」
「血が残っていると
雑味が出るし
特に、このさばふぐはお弁当用だから
やらないわけにはいかないよ。」
「そうなんだぁ~。」
完全に下処理を終えたら

お弁当の分と

残りに分けて
真空パックし、冷凍庫へ。
「お年賀用の『西京漬』なんだって。

そんじゃ、また」 by ミニふぐちゃん
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