ふぐの日にすき焼メイン、盛り込み中心の【特別会席】
Vol.4160
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(9月29日)も
熱くお話しさせて頂きます。
「ねぇねぇ、親方
29日の今日は
ふぐの日だけに
僕達の日じゃん」
「そうだね
偶然なのか
分かんないけど
ほら
Lサイズと
Sサイズのふぐ刺を用意したよ。」
「わぁ~
ふぐの神様が降りて来たんじゃね」
「そうかなぁ~。」
「ふぐの神様って言えば
いつも思うけど
親方の携帯の番号も
ぜ~ったいに
降りて来ているよね。」
「どうだろうね。
ふぐ免許を取る前から
何と最高(7315)
良いふぐ(4129)だからねぇ。」
「誰が聞いても
驚くに決まってんじゃん!」
「確かに、自分でも不思議だしね。
携帯を初めて買った20年くらい前は
3つくらいの番号から
選んだような・・・。」
「その時に
この番号を選んだのは
何でなの?」
「4129=良い肉ってことで
選んだのかも・・・。
数字を見ると
すぐに
語呂を合わせちゃうんだよね。」
「親方のそういうとこ
嫌いじゃないよ。」
「嫌いじゃないって言い方
自分も嫌いじゃないよ。」
「あちゃ~
そう来たか。
親方には、かなわないね。(笑)」
「良い肉って言えば
どう、これ?」
「どうもこうも
んまそうじゃん!
大皿で盛付けることって
あんまりないよね?」
「あんまりっていうか
全くないし、初めて。」
「そうなんだぁ~。
だから
こういうセットにしたんだね。」
また、常連さんということもあり
ホールに御席をご用意し
先ほどのすき焼をメインにした
変則的なものでした。
前置きが長くなってしまいましたが
すき焼メインの【特別会席】について
今日はお話しします。
◆先付
南京豆腐(かぼちゃの豆腐)
上に乗せてあるのは
枸杞(くこ)の実で
甘酢に漬けてあります。
◆刺身(その1)
ふぐ刺
ふぐは遠州灘産のとらふぐ(天然)です。
◆揚物
さばふぐの唐揚
◆刺身(その2)
盛り合わせ
刺身の内容
・錘鰤(つむぶり)
錘鰤はこちらにも。
・〆鰯(しめいわし)
・酢蛸
・小肌
・湯葉
酢で〆たものが多いのは
お客様のご希望によるためです。
◆すき焼
牛肉は国産牛のサーロインです。
お出しする時は
牛肉以外の食材を入れた土鍋に
熱々の出汁を注ぎました。
土鍋に入っているのは
玉ねぎ、えのき、笹がきごぼう
豆腐、くずきりです。
このような料理のことを
牛鍋とか肉吸(にくす)いと
呼んでいます。
出汁は
温かいそば、うどんのつゆの濃さで
一番出汁に
日本酒、濃口醤油、みりん、赤酒、塩で
味を調えたものです。
ここでは
分かりやすくするため
すき焼と呼ぶことにしています。
すき焼に欠かせない卵は
生卵と温泉玉子のどちらかを
選んで頂きました。
「肉吸いなんて
初耳学だよ。
色んな呼び方があるんだね。
生卵と温泉玉子を選んでもらったのは
どうしてなの?」
「生卵って
好き嫌いがはっきりしているし
温泉玉子の方が
食べやすいからだよ。」
「へぇ~、すき焼に
温泉玉子かぁ。
んまそう~
親方は、どっち派?」
「どっちでもなく
卵無し派。」
「そういう人
たまにいるよね。」
◆デザート(全てアイス)
・シャインマスカット
・焼芋
・チョコミント
アイスは全て手作りで
デザートは
お好みで選んで頂き
さらに、アイスを召し上がったのは
4人中3人で
2個ずつ召し上がったので
計6個でした。
かなり変則なコースですが
お客様のご要望をベースにした
お任せ料理なので
このようになったのです。
なので、食事(ごはんもの)も
用意しませんでした。
コース料理というと
お決まりというイメージがありますが
前もって
お申し付け下されば
可能な限り
対応させて頂いております。
「明日のランチは予約で
一杯なんだね。
そんじゃ、また」 by ふぐとらちゃん
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