めいちだい
今朝、沼津の魚市場の活魚の生簀に沢山入荷していたのが、
“めいちだい”です。ここに写っている生簀は、
全て“めいちだい”で、その数はおよそ80匹ほどです。
“めいちだい”は、それほど大きくなることがない魚で、1キロを越えるものは数少ないのです。
今朝一番大きかったのは、
“1、0キロ”のものでした。今朝もそうですが、殆どが0,5~1キロまでのものです。そんな今日仕入れたのが、
こちらで、0,7キロのもので、
こんな姿をしています。黄金色っぽい体に、黒い縞模様が入っているのが、その特徴です。
“めいちだい”は、8月から9月までの間、南伊豆・妻良(めら)の定置網漁にかかる地魚の一つです。
普通、これほど入荷があると、市場のセリ値も安定しているのですが、この“めいちだい”に限っては、例外です。ともかく、嫌になるくらい高いのです。
「美味しいから。」とか、「珍しいから。」というのが、その理由のようですが、本当のことはよく分りません。
“たい=鯛”という名がつくだけあって、その身は、
白身です。刺身にして盛り付けたのが、こちらです。
白身特有の歯応えと、脂の乗った味わいが、“めいちだい”の特徴です。この時季ならではの“めいちだい”を是非味わってみて下さい。
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店主 志村
追伸 その日の入荷状況などは、Twitterをご覧下さい。
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