手作りアイス用の苺(いちご)は、頂き物
Vol.4029
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(5月21日)は
アイス用の苺について
お話しします。
それじゃ、始めるよ~
今日の午後
図らずも
沢山の苺
苺を見たミニふぐ達が
「わぁ~、いちごじゃん
こんなにどうしたの?」
「常連さんから
もらったんだよ。
普段の行いが良いから
神様は見ているんだねぇ。」
「そういうことで
いいんじゃね。(笑)
で、こんなに沢山
どうするの?」
「アイス用に仕込むから
離れていてね。」
「その前に
味見していい?」
「いいけど
酸っぱいよ。」
「こんなに真っ赤なのに?」
「全部じゃないけどね。」
「どうしてなの?」
「苺の時季も終わりで
株自体に
力が無くなっているからね。」
「そうなんだぁ。
じゃあ、やめよ。」
実が柔らかいものもあるので
とりあえず
へたを取りながら
水につけていきます
自分だけでなく
女将兼愛妻(!?)の真由美さんも
参戦
ざるに上げたら
フードプロセッサーに入れ
スイッチON
1分程度で
出来上がり
繰り返すこと数回
「どんどん出来るね。」
出来た苺の果汁は
袋に詰め
真空パックし、冷凍庫へ
「これだけあると
どれくらいのアイスが出来るの?」
「沢山!」
「出た、親方得意の
ぶっきら棒トーク!(笑)」
「今の答、予想していたでしょ?」
「まぁ~ね。」
「一袋で100個近く
出来ると思うよ。
まぁ、少なくとも
300個だね。」
「凄いね。
苺の色が薄いような感じだけど・・・。」
「色が薄めの苺の品種が多いからだよ。
紅ほっぺっていう品種があるんだけど
それは、果肉も真っ赤だよ。」
「へぇ~。
苺って、色んな品種があるんでしょ。」
「あるよ。県によっては
オリジナルの品種もあって
県外不出のものも
あるんだよ。」
「それは初耳学!
静岡県にも
そういうのはあるの?」
「きらぴ香(か)っていう品種が
そうだよ。」
「へぇ~。」
「2018年頃までは
県全体の80%を
きらぴ香に切り替えるつもりだったけど
今のところ
紅ほっぺを抜いていないようだよ。」
「スーパーでも
紅ほっぺと章姫(あきひめ)を
よく見るよ。」
「詳しいじゃん。」
「えへへ・・・。」
「苺の品種って
10年くらいで
入れ替わるから
“品種10年周期説”なんてことも
言われているんだよ。」
「どんなに美味しい苺でも?」
「そうだよ。
生産者と販売者で
考え方は違うけど
新しい品種を求める消費者のニーズが
一番の理由だね。」
「そうなんだぁ。」
苺のピューレが出来たので
図らずも
仕込めるアイスの種類が
増えました
苺以外にも
冷凍庫で待機をしているものが
幾つかあるので
アイス仕事が楽しめそうです
最後になりましたが
今日のお話しの中で
はいくつ登場したでしょうか?
どうぞ、お考え下さい。
「明日は休みだけど
仕込みなんだって。
それじゃ、また。」 by 熱血君
2023.5.21|デザート 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
コメントを残す