娘弁当→天重→お弁当
Vol.3999
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(4月21日)は
3種類のお弁当について
お話しします。
それじゃ、始めるよ~
今朝、仕事を始めたのは
5時過ぎでした。
なので
ミニふぐ達もZZZ・・・
お持ち帰り料理を
仕上げなくてはならないので
先ずは、米の釜をON。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
フライヤーの火を点けておいてくれたので
2人の娘達のお弁当用の
鶏の唐揚げ
かぼちゃの天ぷら
パプリカを揚げると
ミニふぐの一人が
「おはよう、親方
何だか、美味しそうな香りがするけど
まだ眠いから・・・」
そうこうしていると
御飯が炊き上ると
住まいである2階から
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
降りて来て
お弁当箱に
鶏の唐揚げなどを盛付けたら
空白が・・・。
その頃までに
お弁当用のこんにゃくが
煮上がったので
詰めると
お弁当が
完成。
仕上がった娘弁当を見ると
ミニふぐが
「おはよう、親方
今日の娘弁当の料理は
全部親方じゃね。」
と、声を掛けてきました。
「おはよう
やっと勢揃いじゃん。
作ったのは自分だけど
盛付けたのは
真由美さんだよ。」と、自分。
というのも、普段
娘弁当を作るのは
真由美さんだからです。
今日のように
鶏の唐揚げ(by自分)を用意しても
真由美さんが
盛付けています。
そんな娘弁当 by 真由美さんは
御覧下さい。
娘弁当の揚物が終わったものの
お持ち帰りの天重、お弁当の
ご注文があるので
気は抜けません。
その頃までに
お弁当用の銀鱈の西京焼を焼くなど
スクランブル状態。
銀鱈は頭に近い部分なので
みりんを塗り
照りをつける前に
小骨を抜いたのち
焼き上がると
「んまそう~。
この照りもいいけど
甘い香りが
何とも言えないよ。」
と、ミニふぐ。
話しかけられても
相手をしている余裕がないのは
自分だけでなく
真由美さんも同じです。
真由美さんは
持ち帰りの天重の御飯を
よそってくれていました。
御飯の上に
丼つゆを掛けたら
天ぷらを揚げるのみ。
揚げる前の打粉をしてくれるのは
真由美さんです。
打粉をしたものから
揚げていき
天種は
海老、鯵(あじ)、玉ねぎ、パプリカ
南瓜(かぼちゃ)、しし唐の
全6種類。
天重用とは別に
大葉にも打粉をしていると
「大葉は、他よりも数が多いけど
どうしてなの?」
と、ミニふぐ。
「これは
お弁当用の揚物に使うんだよ。」
と言うと
「えっ!?今日は
普通のお弁当の注文もあるの?」
「そうだよ。」
「で、これがお弁当用の
鶏の唐揚げと
鯵のしんびき揚げ。」
「ってことは
娘弁当
↓
天重
↓
お弁当
の3連荘じゃん。」
「そうだよ。だから
5時スタートだったんだよ。」
「それはそれは
お疲れ様です。」
揚げ終えた天ぷらは
丼つゆにくぐらせながら
南瓜
玉ねぎ
海老
鯵
しし唐
パプリカの順に盛付け
最後に
沢庵(たくあん)を盛付け
天重がFINISH!
「やっぱり
本職が作るるのは
違うね、親方。」と
ミニふぐ。
「一応、これで
食べていますからねぇ。(笑)」
その頃、真由美さんは
お弁当の盛付けをし始め
このように仕上がりました。
お弁当を見たミニふぐが
「ねぇ、人参の色が
違うように見えるのは
気のせい?」
「気のせいじゃないよ。
普通のと黄色のを使ったんだよ。」
「それなら、気じゃなくて
黄のせいじゃん!」
「上手いこと言うね。
山田君、座布団
持ってきてあげて~。」
「親方、座布団よりも
お弁当か天重が
いいんだけど・・・。」
「今日は冴えているね~。
注文分しかないから
無理無理・・・。」
「それなら
揚げ玉をくれれば
十分だよ。」
「それでよければ
どうぞどうぞ・・・♬。」
「わぁ~い。じゃあ
今日のお昼は
冷やしたぬきそばに
決~まり♬」
天重も
お弁当も
無事に仕上がり
お客様が取りに見えるのを
待つばかりとなりました。
最後に
後片付けをし
ランチの営業に備えたのでした。
「明日も頑張ってね。
それじゃ、また」 by 熱血君
2023.4.21|お弁当 お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
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