黄金の平目(ヒラメ)
沼津の魚市場に着くと、一番最初に行くのが、活魚のセリ場です。今朝も、いつものように、生簀のところへ行くと、セリが始まる30分以上前にもかかわらず、人が集まっていました。
自分も気になって、その場所へ行って見ると、生簀に入っていたのは、
何と、“黄金の平目”です!普通の平目は、この写真にもあるように、黒っぽい色をしています。
気になったので、色々調べてみると、体の黒い色素が極端に少ないため、このようになるということでした。さらに調べてみると、完全に体の色素を失ったものもいるということが分かりました。
専門的には、“アルビノ”(白化個体)と呼ばれ、その場合目の色素もなくなるため目が赤くなります。これが、
その“白い平目”です。
“黄金の平目”や“白い平目”は、自然界では目立つので、外敵に見つかりやすく、大きくなるのは珍しいケースと言われています。
特に、今朝の“黄金の平目”の大きさは、5キロ弱でしたから、かなり稀なケースとも言えます。“平目”は、一年間で1キロの重さになると言われているので、この大きさになるまでには、五年近く経ったということになります。
ゴールデン・ウィーク明けの市場に入荷したのは、全くの偶然ですし、理由はどうであれ、“黄金の平目”を見れたことは、幸運で縁起の良いことには違いありません。
でも、肝心の味は?
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店主 志村
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