定休日の筍御飯(たけのこごはん)
Vol.3988
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(4月10日)も

お付き合い下さい。
そんな今日のお話しは
筍御飯についてです。
では、そろそろ始めましょう。
定休日の今朝は

4時半前に厨房へ。
こんな時間ですので

熱血君はZZZ・・・
熱血君を起こさないように

筍御飯を

炊き始めました。
筍御飯に限らず
炊込御飯は
食材を煮含めた出汁で
米を炊きます。
今日の場合

筍と

鶏肉です。
湯気が出始めたら
筍と鶏肉を入れ
数分後

炊き上がりました。
定休日なのに
筍御飯を炊いたのは

常連さんへの

お遣い物に

するためです。
お遣い物だけでなく

娘達のお弁当にも入れると

熱血君がやって来ました。
「おはよう、親方」
「おはよう」
「御飯以外は
真由美さんが作ったんでしょ?」
「そうだよ。」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです。
「あんなに早い時間から
厨房で仕事をしてたのは
こういうことだったんだね。」
「そうだよ。」
「毎年、この時季は
筍をもらうから
筍御飯にして
お遣い物にしているんだよ。」
「そうなんだぁ。」
「貰い物の筍だから
こういうことが出来るんだよ。」
「田舎あるあるだね♬」
「そうそう。
生の筍を下茹でするのって
一般の家庭だと大変じゃん。」
「そうだよね~。」
「筍御飯みたいに
食べるばっかにした方が
みんな喜ぶしね。」
「それこそ
【佳肴 季凛】ごっこじゃん!」
「確かに、そうだね。(笑)」
お腹も空いていたので
娘達を送り出したら

朝ごはん。
「それこそ

リアル【佳肴 季凛】ごっこじゃん。」
と、熱血君。
「っていうか、そのものでしょ。」
「あっ、そっか。」
最後に、洗い物をして

早番のなんちゃって休日出勤が
終わったのでした。
「器の片付けは、明日なんだね。

そんじゃ、また」 by ふぐとらちゃん
2023.4.10|賄(まかな)い 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
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