朝はお弁当、昼はバスツアー、夜は会席料理
Vol.3971
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(3月25日)も

お付き合い下さいませ。
朝から昼
そして、夜にかけての様子を
今日のブログに。
今朝、厨房に行ったのは

5時過ぎでした。
なので、ふぐとらちゃん達は

ZZZ・・・
5時過ぎとは行っても
魚市場に行く時よりは
1時間も遅いので
身体(からだ)的には
かなり楽です。
ただ、今日は
お弁当
↓
バスツアー
↓
夜のご予約
というスケジュールですので
気分的には
かなり張り詰めていました。
スチコン
(スチームコンベクションオーブン)の
電源を入れたら

鶏肉の照焼の調理開始です。
焼くのに、スチコン!?
と思われるかもしれませんが
このように作ります。
一緒に入っているバットの中身は

お弁当用の煮物で
一緒に加熱することで
鍋で温め直す時間を
短縮することが出来ます。
スチコン同様

食器洗浄機の電源もON。
様子を見計らい

スチコンから取り出した煮物を

煮上げたら

玉子焼

揚物を仕上げました。
揚物は
さばふぐの唐揚と
鯵のしんびき揚げです。
その頃には

ふぐとらちゃんも起きてきました。
「おはよう、親方
今日は、早かったね。」
「君達は
し~っかり寝ていたけどね。(笑)」
「まぁまぁ、その辺は・・・。」
いつものように、盛付は

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
「真由美さん、FIGHT!」の声に

「はいよ~♬」の返答。
そうこうしていると

鶏肉の照焼も仕上がり
「んまそう♬
照り具合と甘辛い香りが
何とも言えないよ。」

と、ふぐとらちゃん。
お弁当を仕上げたら
バスツアーなどの料理の
盛付があるので
聞こえても
聞かぬ振り。
目鯛の西京焼が仕上がり

玉子焼を包丁すると

「半分くらい 残っているけど
もしかして、もしかして・・・!?」
「どうなのかねぇ~。」
そうこうしていると

お弁当が仕上がりました。
今日のお弁当は
法事用ですので

天紙(てんし)は
緑でふち取られたものです。
「出来たね!」

「そうだね。
今度はバスと夜の予約の
盛付をしなくちゃならないから
まだまだだよ。」
「そうなんだぁ。
まだまだFIGHT!」
その後、 余り物を盛付けていると

「こんなに気を遣わないでよ~。」

と、ふぐとらちゃん。
「あ゛~っ!?
÷¥☆と※○◆の
お昼なんだけど・・・。」
「ありゃりゃ・・・。」
÷¥☆と※○◆ とは
二人の娘達のことです。
「これなら
なんちゃって季凛じゃん!」
「そうだね。」
「いいなぁ~。」
「今度、お手伝いしてくれれば
用意してあげるよ。」
「やったぁ~!」
お弁当を仕上げたら
第2ステージに。
第2ステージは

バスツアー&夜の御席の
盛付です。
先付のグリンピース豆腐を
盛付けていると
ふぐとらちゃんが

「同じ料理なのに
どうして器が違うの?」
「バスのお客さんの方は

山掛けに
白い小鉢を使ったからだよ。」
「同じでも、よくなくね?」
「和食では
同じ器を使わないっていう
決め事があるからだよ。」
「そうなんだぁ。」
「細かいことを言えば
色々とあるんだけどね。」
「ふぅ~ん。」
バスツアー用の小鍋だけでなく

夜の小鍋も

盛付け
どちら共
めかぶと野菜の小鍋仕立てです。
またまた
ふぐとらちゃん曰く

「この小鍋は?」
「献立が違うから
鰻鍋だよ。」
「うなぎ鍋!?」
「そう、鰻鍋。
鰻の蒲焼と
野菜入れたものなんだけど
笹がきごぼうが
ポイントだよ。」
「へぇ~。」
夜の小鍋を冷蔵庫にしまい

バスツアーの小鍋だけでなく
御飯なども
セットしておきました。
それなりの人数だったので

頃合いを見計らい
鶏の唐揚を揚げたら

温蔵庫へ。
揚物用の器を準備すると

「一個、違うよ。
間違えたの?」
「いや、このお客さんは
肉類NGだから
分かるようにしてあるんだよ。」
「その代わりは?」
「ズッキーニの天ぷらだよ。
そろそろ来るから
離れていてね。」
「はぁ~い。」
程なくすると

バスが到着しました。
小鍋の火を点け
次々に料理をお出ししたら

揚物で
先程の鶏の唐揚の連れ”は
鯵のしんびき揚げです。
また、肉NGの方の揚物が

こちらでした。
ひと段落すると

ふぐとらちゃんと共に、外へ。
しばしの休憩後

デザートの林檎(りんご)の
コンポートをお出しし
程なくすると 、出発時間となり

お見送り
その後

後片付けをしたら

夜の御席のセット。
洗い物は、そこそこにしておき
休憩を取り
夜の営業に備えたのでした。
「明日も頑張ってね

そんじゃ、また」 By ミニふぐちゃん
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