活血とすっぽんの刺身を、ふぐ刺に差し替えたすっぽん料理
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
3944回目の今日(2月25日)も

お付き合い下さいませ。
ランチの営業の合間を見ながら

ふぐちりや

すっぽん鍋の準備をしていると
ミニふぐ曰く

「親方、昨日仕込んだすっぽん鍋でしょ?」
「そうだよ。固まっているから
プルンプルン。」
「こっちは

何なの?」
「こっちは出汁だよ。
固まっているから

落ちてこないよ。」
「わぁ~。ザ・コラーゲン!」
「今日の予約に使わない分は

真空して、冷凍しておいたよ。」

「わぁ~、プリンプリン。
あと、ふぐちりもあるけど

ふぐちりとすっぽん鍋って
どっちが美味しいの?」
「どっちも美味しいよ。
全くの別物だからね。たださぁ・・・。」
「たださぁの後が
気になるんだけど、教えてよ。」
「すっぽん鍋の出汁で
ふぐしゃぶを食べるのも
いいんだよね~。」
「あ゛っ!?
そんなの聞いたことないよ。」
「普通はあんまりないよね。
たまらないくらい美味しいよ。」
「お客さんに出したこと、あるの?」
「あるよ。かなり前だけど
その時は、本鮪(ほんまぐろ)
鱧(はも)も一緒だったよ。」
「え゛っ~、あり得ない!」
「ほら、これだよ。

詳しいことは

これを読んでごらん。」
「何だか、凄そぉ・・・。
ゆっくり読んでみるよ。」
「そうして。」
「で、今日のお話しをしてよ。」
「はいよ~。」
今日のお話しは

すっぽん料理のコースの刺身を
すっぽんからふぐ刺に替えたお話しです。
また、活血もお出ししませんでした。
上の献立のように
お話ししていきます。
~先付(さきづけ)①~
グリンピース豆腐

※枸杞(くこ)の実を
あしらってあります。
~先付②~
鰯つみれ錦糸蒸し

~刺身~
ふぐ刺

※遠州灘産のとらふぐ(天然)
~すっぽんの唐揚~

※下味をつけた後ろ脚です。
~すっぽん鍋(雑炊付)~

※鍋以外の具材

・豆腐

・焼ねぎ

・くずきり
お出しする時に
生姜の搾り汁を入れるのですが
すっぽん鍋は
旨味豊富な出汁を味わって頂きたいので
余分な食材は入れないようにしてします。
あえて入れるなら
笹がきごぼう、芹(せり)が
おすすめです。
鍋を召し上がったら
土鍋を下げ
その出汁で雑炊を仕立てます。
中には出汁を飲み干してしまう方も
いらっしゃるので
先ほどのように
出汁を取り置きしてあるのです。
雑炊を作っている間に

お新香と

茶碗をお出しし
キムチを添えてあるのは
味変のためで、ふぐ雑炊の時も
同様です。
雑炊が仕上がったら

葱(ねぎ)をちらし
お出しします。
~水菓子(デザート)~
マスクメロンのアイス

デザートを見た
ミニふぐが

「すっぽんの刺身や活血よりも
こっちの方が、いいんじゃね?」
「お客さんの好みだからね。
自分も、今日みたいな方をすすめるかな。」
「どうしてなの?」
「すっぽんって
鍋が全てみたいなもので
すっぽんの出汁って
肉でも魚でもない美味しさが
特徴だからだよ。」
「そうなんだぁ。
そこにふぐ刺っていうのも
贅沢だよね。」
「すっぽんの刺身は
鮮度を味わうようなものだからね。
参考のために

写真ね。」
「ほぉ~。」
「詳しいことは

こちらを・・・。(笑)」
「はぁ~い。でも
今日は読むものが多いなぁ・・・。」
「何か言った?」
「いやっ、別に。」
今日のように
すっぽん料理のコースの内容を
差し替えることも可能ですし
通常の会席料理をアレンジし
色々と召し上がれるように
することも可能です。
ご予算、ご要望に応じて
可能な限り対応させて
頂いておりますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
「明日はお弁当があるんだね。

じゃあ、またね。」 byふぐとらちゃん
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