活きているふぐですが・・・
先日の沼津魚市場の活魚のセリ場の生簀には、
沢山の“とらふぐ”(御前崎産)が、入荷していました。約30本くらいありました。しかしながら、どれも活きているのですが、よく見ると、
お腹やひれが、赤くなっています。中には、
横になったり、ひっくり返っているものもいます。見るからに、活きの悪いふぐです。このような良くないふぐについては、以前お話ししました。それについては、こちらを。
当然のことながら、数も沢山あって、値段も安いので、こういう時は買い時です。なので、仕入れることにしました。
ただ、活きていても、身の質は良くないので、刺身にすることは出来ません。というより、自分はしません。
卸してみると、
やはり、血がにじんでいます。こういうふぐは、唐揚げや鍋用に使います。今回仕入れたのは、比較的小さいので、身の部分を、
ぶつ切りにします。そうしてから、
薄口醤油と日本酒を、同割(同分量)にしたものに、漬け込みます。ちなみに、この分量の漬け汁は、鳥の唐揚げの下ごしらえにも、最適です。
10分程度、漬けてから、片栗粉をつけて、油で揚げます。さらに、ちなみに、鳥肉の場合、1時間半ほどです。そうして出来上がったのが、
“ふぐの唐揚げ”です。ぶつ切りしているので、食べ応え十分ですし、噛みしめると、天然の“とらふぐ”特有の旨味が、口中に広がります。
“ふぐの唐揚げ”は、箸で食べるのではなく、下品なようですが、手づかみで、かぶりつくようにして食べると、ふぐ特有のゼラチン質が味わえます。
刺身にも出来るほど新鮮な“とらふぐ”ですから、その美味しさが格別なのは、言うまでもありません。
★★★ ふぐはうち! ★★★
この度、『佳肴 季凛』では、大晦日の食卓を彩る料理として、お持ち帰り用の “ふく” 料理 を御用意致しました。
ふぐ刺し、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、15,000円です。
使用しているのは、店主自ら魚市場で仕入れた天然の“とらふぐ” (静岡産)です。
刺身、ちり材料の増量や、唐揚げ用のふぐの下ごしらえなどのご注文も承ります。
ご家族や大切な方と “ふく” を “おうち” で召し上がって、幸“福”な新年をお迎え下さいませ。
皆様のご注文をお待ちしております。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
もっと面白い記事へのモチベーションUPの為、ランキングに参加しております。
「面白かった」と感じていただけましたら、是非クリックして応援お願いいたします。
店主 志村
まゆみちゃーん、HP早速拝見しました!
おいしそうですねー!
ふぐ・・・・たまりません。
是非食べに行きたいです!
みさ様
是非、是非!
お待ちしています。