梅のペーストは、3回分のアイス用
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3701回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
先日、『 頂き物の梅は、今年もアイス用 』というお話しをしましたが、

今日のお話しは、その後というか、仕込みの様子についてです。
熟した梅は、

一つずつ洗ったら、

ざるに上げ、

へたの部分を取り除き、水洗い同様、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの役目でした。
次に、

一つずつ確認しながら、

傷んだ部分を包丁したら、

鍋に水をはり、火に掛けました。
しばらくすると、

黄色くなり始め、これを見た29匹ふぐネットが、

「きれいな黄色だね、親方。」
「そうだね。そろそり沸いてくるから、離れていて。」
「はぁ~い♬」
沸いてくると、

あくが浮いてくるので、丁寧に取り除き、頃合いを見て、

水に晒し、粗熱が取れたら、崩れないように、

ざるに上げておきます。
余分な水気が落ちたら、

種を取り除き、

果肉だけにすると、

「親方、見ているだけで、唾液が出て来ちゃいそうだよ。」
「なめてみる?」
「いいよ、いいよ。親方、なめてみてよ。」
なめてみると、「あ゛~っ、すっぱ。そう言えば、こんなキャラがいたな~。」
「何、何?」
「梅干し食べて、

スッパマン!」
「・・・・・。」
「“Drスランプ アラレちゃん”っていうアニメ化された漫画に出て来たキャラだよ。」
「もしかして、昭和とか・・・?」
「そうだよ。自分が小学生の頃だから、40年以上も前になるな~。」
「ひゃ~!半世紀も前じゃん。」
「あの頃は、紅顔の美少年だったんだ。懐かしいなぁ。」
「どうなんだか・・・。」
「何か、言った?」
「いやいや、別に。」
果肉だけにしたら、

フードプロセッサーにかけ、

真空パックして、

冷凍庫へ。
今現在お出ししているアイスは、ココナッツミルクのアイスで、ココナッツミルクの前がマスクメロン、その前が梅でした。
とりあえず冷凍しておいたので、梅のアイスになるのか、それとも別のものなるのかは白紙ですし、アイス用に仕込んだ或るペーストもあるので、恐らく、そちらになるでしょう。
2022.6.27|デザート 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
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