休日出勤の明くる日は、フライヤーの掃除でスタート
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3674回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
普段なら火曜日の今日は、定休日明けということになるのですが、

昨日、 バスツアーのお客様がお見えになったので、 定休日明けというのは、正しくないかもしれません。
そんなことはさておき、沼津魚市場が休みだったこともあり、魚の仕込みが無かったので、

フライヤーの油を濾し、掃除することにしました。
すると、ふぐネット29匹衆がやって来て、

「おはよう、親方♬」
「おはよう!濾したばかりで、熱いから、気を付けてよ。」
「油って、どれくらい日持ちするものなの?」
「揚げる料理、食材、揚げる量によって、まちまちだよ。」
「例えば?」
「フライの場合、パン粉を使うけど、生のパン粉だと、かなり早く油が劣化するよ。見た目は平気でも、劣化している油だと、揚げている時に、ジェットバスみたいに、泡が沢山出てくるよ。」
「へぇ~。」
「あと、水分が多い食材とそうでないものとでも、違うよ。」
「ふぅ~ん。あと、天ぷらは?」
「天ぷらって、実はね、理にかなっていない調理方法なんだと思うんだよね。」
「えっ!」
「水と油って言葉があるでしょ。天ぷらの衣には、水が沢山入っていて、それを油に入れるわけだから、合わないもの同士で、そういう意味では、不思議な料理だと思わない?」
「うぅ~ん、言われてみれば、そうだね。」
「いずれにしても、油を使う以上、劣化は避けられない話だよ。ただ、まめに濾しさえすれば、長持ちはするのは確かだし、どんな食材でも粗末には出来ないからね。」
「そうなんだ~。」
「フライヤーの掃除をしなくちゃならないから、下がっていてね。」
「はぁ~い。」
先ずは、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが掃除をした後、

自分が確認し、洗い流したら、拭き上げました。
そして、

油を注ぎ、フライヤーの掃除が終わったのでした。
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