自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”改め、“ふぐに魅せられし料理人”
今朝は、沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。着くと、いつものように、生簀のある活魚売場に向かい、生簀を見ると、
とらふぐとおぼしき魚が、目に入りました。近づいて、確認すると、
案の定、とらふぐで、
静岡県舞阪産の天然ものでした。一見したところ、怪しげな状態でしたので、確認すると、
ひれが擦れていたり、
顔もこんな状態でしたので、自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”としては、連れて帰り、いたわってあげたいのですが、そこは、心を鬼にして、素通りしました。
その後、
別の売場の生簀を見ると、
ここにも、天然のとらふぐが、入荷しており、こちらのものは、御前崎産でした。
こちらのものは、舞阪産のものと違い、ちゃんとしていたので、セリ次第では、仕入れることにしていましたが、あえて無理をしませんでした。というのも、昨日お話ししたように、三重県から、入荷することになっていたからです。
ひと通りの仕入れを終え、沼津の魚市場から、富士市の【佳肴 季凛】に戻ったのですが、
宅配便の営業所に寄り道をすると、「季凛さん、これですよね?」と、営業のドライバーが、
三重県産のとらふぐが入っている発泡スチロールを、持って来てくれました。
車に積み、【佳肴 季凛】に着き、
中を見ると、3本全て、活きていました。そのまま締めて、
佐賀産の小肌(写真 右)の仕込みをしてから、卸し終えたものの、普段、手伝ってくれる女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
蒸物の“鰯つみれ錦糸蒸し”を仕込んでいたので、自分で、水洗いをし、
きれいに拭き上げました。水洗いは、自分の一人仕事でしたが、夜の営業が終わると、
真由美さんと仲良し子吉で、ひれを包丁し、明日も、
三重県から6本入荷するので、
カウンター回りを養生してもらい、今日の仕事を終えました。
ところで、今日は、
静岡県富士市の新聞販売店【星野新聞堂】が編集する『Face to Face』の発行日で、
ページをめくると、
“ふぐに魅せられた料理人の技”のコピーと共に、こんな広告が、掲載されています。
ということで、これからは、自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”を改めて、“ふぐに魅せられし料理人”と、させて頂きますので、宜しくお願いします。
★★★ 冬の特別献立 ★★★
女性のお客様に限り、会席料理“冬ごもり”を、御用意致しました。
(お一人 3,000円 食事、デザート付 全9品)
なお、“冬ごもり”は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、11月18日~12月18日までの金、土曜日以外の御用意となっております。
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