2本の活かしと1本の落ちの天然とらふぐは、福島産
料理が好きで、料理人になって3分の1世紀。誰が名付けたのか、熱血料理人。
料理に学び、料理を楽しむことへの境地には、未だ届かずも、そんな想いを、3455回目の今日もお話しさせて頂きます。
沼津魚市場に着き、殆どの場合、一番最初に向かうのが、

活魚売場で、今朝も然りでした。
生簀を見ると、

4本の福島県産のとらふぐ(天然)が、

泳いでいました。
また、生簀の前には、

これらの4本と共に輸送されてきたものの、

途中で死んでしまったとらふぐも1本あり、このような魚のことを、落ちとか、上がりと呼んでいます。
ところで、今朝は、『西京漬』用のサーモンを仕入れる予定だったのですが、

良さげなものもなく、定休日前ということもあり、仕入れるべき魚は、とらふぐのみとなり、セリを待つことにしました。
セリ負ければ、早起きが徒労に終わる可能性もあったのですが、

1本の落ちと、

2本の活かしを、

仲買人にセリ落としともらうことが出来、

萌え燃え・・・しながら、魚市場から帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻ったら、

活かしの2本を締めたら、

血抜きのため、

海水の中へ。
その後、ルーチンの仕込みを済まし、卸し終え、

とらふぐに限らず、ふぐ類の下処理には欠かせない水洗いは、いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんの役目です。
とらふぐを卸し終えたら、

手直しをし、

洗い上げたら、

真由美さんが拭き上げてくれ、

とらふぐの仕込みが終わり、冷蔵庫へ。
最後に、真由美さんと共に、

まな板周りとカウンター内の掃除をし、ランチの営業に備えたのでした。
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