お持ち帰りの鶏肉の照焼重・三連荘(千秋楽編)
一昨日から続いているお持ち帰りのお持ち帰りの鶏肉の照焼重・三連荘も、今日が千秋楽で、一度に40人前をこなし、それが二日連続ともなると、慣れっこであるだけでなく、今日は半分の20人前ですので、かなり気楽に始めることが出来ました。
照焼のたれも無くなりそうだったので、

ひととおりの段取りを終えたら、

たれを仕込んだのですが、たれの作り方については、こちらをお読み下さい。
たれが仕上る頃、

スチームコンベクションオーブン(スチコン)に下拵えをした鶏のもも肉を入れ、70度で1時間10分加熱したら、

照焼に、それまでに、あしらいのパプリカと獅子唐を素揚げし、バーナーで炙ったら、

たれにくぐらせておきました。
そうこうしていると、炊き上がった御飯をよそってもらったら、

刷毛でたれをかけ、

鶏肉、パプリカ、獅子唐を盛付けたら、たれを掛けると、

次の御飯が運ばれ、

この作業を繰り返すこと、

3回、最後にお新香を盛付けたら、

仕上り、蓋をし、紐をかけ、おしぼりと箸を挟んだら、

完全に仕上り、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。
また、この3日間は、ランチ、夕席の営業をお休みさせて頂いたので、

刺身の妻(写真 手前)、サラダ素麺の野菜(同 奥)の仕込みに始まり、

先付のもろこし豆腐などと、総仕込み状態で、一方の女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

洗い物だけでなく、

フライヤーの掃除、

厨房と、

カウンター内の側溝の掃除をしてくれました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、食用油の高騰は半端ではなく、この数ヶ月で倍近くまでになっているので、

こまめに漉して、継ぎ足すようにしています。
高騰の原因は、アメリカ産の大豆の不作によるものとされてはいるものの、食品の多くを輸入に頼らざるを得ない状況になっているのは、政府の食料政策の在り方に起因している以外の何物でもありません。
国家の政策の根幹は、食料政策とエネルギー政策で、歴史が証明しており、大航海時代に見られるように、ヨーロッパ諸国は本国を飢えさせないために、植民地を求めました。
その後、産業革命に伴う重化学工業が大きな産業になると、化石燃料を求め、欧米列強は中近東に進出し、結果として、今もってなお、その地域は紛争の火種になっています。
しかしながら、第二次世界大戦後の日本は、敗戦の憂き目に遇い、勤勉さを基本にし、経済大国になったものの、食料政策、エネルギー政策をないがしろにしてきてしまい、色んな意味で、難しい局面に晒されており、どうにかしてでも、この流れを食い止めるような施策をして欲しい限りでなりません。
話が宜しくない方向になってしまいそうなので、この辺りでお仕舞いにし、この3日間、お断りしてしまったお客様には、改めて、この場を借りて、お詫び申し上げると共に、 明日からは通常通りの営業となりますので、皆様の御来店、心よりお待ちしております。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
2021.7.15|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
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