ぬか漬け
こんにちは、真由美です。
“佳肴 季凛”の料理は、全てが親方である志村さんの手造りですが、唯一、私が作っているものがあります。デザートではありません。
ぬか漬けです。盛り付けたのは、志村さんですけど・・・。
これが、ぬか漬け造りには、欠かせないぬか床の、樽です。
今回、漬けたのが、胡瓜と大根です。
ふたを開け、樽の底から、かき混ぜます。これが結構重労働です。
よくかき混ぜてから、野菜を入れます。野菜を入れ終えたら、ぬかをかぶせて、周りをきれいにふき取ります。汚れているのが、見つかると、志村さんに怒られますし、私のぬか床だと思うと、いい加減には出来ません。
きれいにふき取ったら、ふたをして、入れた野菜のメモを入れておきます。入れる野菜は、その日によって、違います。これは志村さんが、決めています。
メモを置いておかないと、忘れてしまい、これまた志村さんに怒られてしまいます。
ところで、なぜ私がぬか漬けをやるのかというと、志村さんが作ると美味しくないからです。
志村さんによれば、板前の作るぬか漬けは、美味しくないとのことです。原因はよく分からないのですが、料理人としての経験上、そうだと言うのです。
ということで、私の役目になってしまいました。今度、“佳肴 季凛”にいらして、ぬか漬けを、召し上がる機会がありましたら、是非ご感想を聞かせて下さい。
真由美
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