2020年6月の鮪(まぐろ)コレクション
月1恒例の鮪コレクションは、かの疫病ゆえ、丸2ヵ月お休みさせて頂いておりましたが、今月は、それこそ自粛に相応しい程度のお話しです。
自粛と言えば、昭和天皇が在位中、病に伏し、崩御されるまでの数ヶ月間、世間では、自粛という言葉が流布し、テレビのコマーシャルの内容や多くのイベントも変更があり、当時、紅顔の美少年だった自分は、?を頭の片隅に置きつつ、蛍雪の功を積んだものでした。
自粛とお話しすると、美味しいものの良さも半減どころか皆無となってしまうので、この辺にしておきます。
今月の仕入先は、2回とも、この2年近くレギュラーの座を獲得した川崎北部市場で、
どちらも、
ニュージーランド産の生の天然の南鮪で、どちらも、納得のいくもので、自信を持って、お出しすることが出来ました。
久々の生の鮪ゆえ、クオリティ・チェックは欠かすわけにはいかず、
最初の時は、つむ鰤(ぶり)、小肌(こはだ)と共に三色丼にし、
〆鯵(しめあじ)と共に、二色丼にしました。
魚の王様ゆえ、南鮪の美味しさは、語るまでもありませんが、最初のつむ鰤、小肌、その次の〆鯵に仕込んだ鯵は、どれもこれも、自分が沼津魚市場で選り抜いたもので、さらに、小肌と鯵は、自らの仕事を施しています。
ピカイチの鮪と仕事を施した魚のコラボの味わいは、語るまでもなく、久々の生の鮪の美味しさを、お客様同様に堪能したのでした。
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