私も仕込み
お久しぶりです。真由美です。
更新しようとは、思っていたのですが・・・。
今日、”佳肴 季凛(かこう きりん)”は定休日だったのですが、明日は沼津魚市場の休みなので、志村さんは市場へ。
昨日も仕事が終わると、志村さんが、「明日、何かある?」
嫌な予感です。
「・・・・・。ないけど・・・。仕込み?」
「お願いね。」
悪い予感は的中するもので、私も仕込みを手伝うことに・・・。
下の娘を託児所に、送って店に戻ると、志村さんと仕込みが待っていました。
店に着くと、早速志村さんが、「その海老の背わた抜いといて。」
ということで、仕事に取り掛かり始めました。
終わった頃、「次はたこ、お願い。」
”たこ”とは、たこのヌメリ取りのことで、大根おろしと炭酸水の入ったボールの中で、たこを揉みます。
ヌメリが取れるまで、普段は20分ぐらいかかるのですが、今日に限って、いつもよりも、時間がかかってしまいました。
それが終わると、これからが旬の”ほたるいか”の掃除です。掃除とは、目玉、背骨、くちばしを取る作業のことで、この時季の私の仕事の定番の一つでもあります。
それが終わると、本日のメインイベントの”海老しんじょう”です。ここで、一番最初にやった海老の出番です。
私の仕事は、海老しんじょうを丸めて、形に取る仕事です。
これを、今日は120個ほど作りました。
こういう単純な作業が、意外と好きな私ですが、終わったのは、4時を過ぎていましたが、志村さんは、まだ仕事をしていました。
飲食店の仕事は、今日のように仕込みなしでは成り立ちませんが、お客様の「美味しかった。」、「また来ます。」といった言葉を、頂けるとそんな苦労も吹き飛びます。
そんなお言葉が、何よりも励みであり、喜びです。何だか、志村さんみたいに熱くなってしまいました。
真由美
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