2019年10月の鮪(まぐろ)コレクション
今日で、10月も終わりです。ということは、あと2ヵ月で、今年も終わるわけですが、時間が経つのが、早く感じるのは、一体全体・・・。
前置きはさておき、今回のお話しは、月1恒例の鮪コレクションで、今月のトップバッターは、
青森県大間産の生の本鮪で、東京・豊洲から入荷したものでした。
ご存じのように、大間はトップブランドですが、大間をはじめとする津軽海峡で、一年を通じて、水揚げがあるわけではなく、水揚げがあるのは、夏の終わりから、年明けぐらいまで、そういう意味では、“大間の鮪”は、旬ということになります。
しかしながら、旬とは言っても、一番であるとは限らず、魚体が大きいマグロ類は、個体差が全てで、産地はあくまでも目安でしかありません。
“大間の鮪”の後は、
連続で、
川崎北部市場から、宮城県塩釜産の生の目鉢鮪が、入荷しました。
この時季の塩釜産の生の目鉢鮪は、“ひがしもの”と呼ばれ、ブランドの一つであるだけでなく、“大間の鮪”同様、旬でもあります。
また、塩釜自体が、東日本有数の漁港のひとつで、水産業という視点で言うならば、塩釜の方に、軍配を上げざるを得ませんし、これまでにも、様々な魚を仕入れており、大間産の海産物は、本鮪しか仕入れたことがありません。
もちろん、塩釜産の本鮪を仕入れたこともあり、大間産のものよりも、良質なものが多く、鮪の年間ランキングに入ったことがあります。
いずれにせよ、今月は、旬の鮪が入荷しましたが、目下の状況からして、明日からの11月も似たような入荷になるかもしれませんが、満足のいくものが入荷することを望みばかりでなりません。
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