サメ食いの生の本鮪(銚子産)
今朝、東京・豊洲から、
千葉県銚子産の生の本鮪が入荷したのですが、
実は、“サメ食い・有り”と書かれたメモが入っていました。
皮目を見ると、
サメにかじられた穴が、ポッカリと・・・。
皮と身を分け、
身を見ると、このような痕があり、
皮目の穴を計ると、
横が5センチ、
縦が3,3センチで、面積にすると、横の半径が2,5センチ、縦のそれが1,65センチとなるので、楕円形の面積の公式にあてはめると、6,28平方センチとなり、500円玉より少し大きめの感じです。
サメにかじられたとはいえ、身の質はかなり良く、鮪屋の社長も、それを承知で仕入れており、この旨を伝えられた上で、自分も仕入れているので、その辺りは、何ら問題ありません。
また、以前お話ししたように、皮の部分は、焼いてから出汁を取り、その後は、カレーに入れるので、
いつものように焼いたところ、
フルーツトマトのお浸しに仕込むため、皮剥きをしている女将兼愛妻(!?)の真由美さんの姿を、
眺めることにしてみました。
冗談はさておき、柵取りしたところ、
サメ食いの箇所は、思ったよりも大きくなく、それほどのダメージはありませんでした。
長く取引をしていると、このようなこともあり、それを承知で仕入れるざるを得ません。
しかしながら、それを理解し、その信頼の上にこそ成り立つのが、商売であり、そういう関係を築き合えることは、何よりも尊いことで、それを忘れないようにしたいものです。
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