鰆(さわら)の『西京漬』の発送
先日(18日)、【3本全て白子入りの天然のとらふぐ(三重県産)】の中で、鰆(福岡県産)のことに触れ、明くる日にお話しする予定でしたが、今日まで延び延びになってしまいました。
ということで、その鰆についてです。ここに山積みされている鰆の中から、
西京漬に仕込むため、自分が選り抜いたのは、
5,0キロのものでした。
鮮度を確認するため、
えらを確認すると、鮮やかな赤い色をしていました。
鮮度も良いこともあり、
包丁にぬめりが、つくほどでした。
頭を落とすと、
脂が乗っていることもあり、乳白色の身が現れ、一安心しましたが、魚偏に春と書くのですが、寒鰆という言葉もあるように、それこそ今が、旬なのです。
水洗いしてから、三枚に卸したのですが、
鰆は、魚の中でも、最も身割れしやすい魚の一つですが、身割れしていなかっただけでなく、身割れさせずに卸せ、再び一安心。
これまでに、何度かお話ししていますが、鰆は、焼物にする魚の中で、一番のお気に入りの魚で、西京焼に仕立てた鰆に勝るものは無いと思っており、当店の『西京漬』のページにも、登場しています。
そんなこともあり、かなり前ですが、【嗚呼、鰆(サワラ)】というお話しをしたこともあるくらいです。
そして、切身にしたのですが、
この日は、
1枚ずつ真空パックしました。
というのも、ギフト用の『西京漬』も発送するついでに、
お客様がご自宅でお召し上がりになるからでした。
ギフト用の方は、包装してから、
袋に入れ、クッションの新聞紙を詰め、
その上に、
鰆を入れ、
封をし、
20日の午前中着で、発送する準備をしました。
普段なら、仕上がるまで、冷蔵庫で3日かかるのですが、今回は、到着したら、ご自宅の冷蔵庫で3日おいてから、冷凍する旨を伝えておき、このような発送の形態となった次第です。
また、当店の『西京漬』は、銀鱈、サーモン、鯖の3種類が基本ですが、ご要望があれば、今回の鰆のように、お好みの魚でも仕込むことが可能な場合もございますので、詳細については、お手数ですが、直接お問い合わせください。
そして、この日は、
鰆の手くずを肴に、“お疲れちゃん♪”と相成り、生の鰆の美味しさを再確認。
さらに、定休日の今日は、この鰆の切り落としの西京焼をおかずというか、つまみにしたのですが、
やっぱり鰆は、西京焼に限ると思ったのでした。
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