久々に、ナイターでふぐ
11月22日の今日は、
普段通う沼津の魚市場が、
休市日でしたが、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんが、
お昼の営業時間中に、
静岡県清水産の天然のとらふぐを、
4本届けてくれ、
そのまま水槽に入れておきました。
普段なら、ランチの営業時間が終わったら、卸すのですが、
“昼特”の御予約を頂いていたので、とらふぐを卸すことが出来ませんでしたが、“昼特”とは、お昼にご用意する『特別会席』のことです。
“昼特”のお客様がお帰りになる頃には、夜の営業時間となり、一日の営業も終わり、大方の片付けが終わる頃、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、まな板周りを養生してくれ、自分は、
水槽から、
4本全て取り出し、
締めてから、
卸すことにしたのですが、夜にふぐを卸すことを、自分は“ナイターでふぐ”と呼んでおり、久々の“ナイターでふぐ”に、萌え燃え・・・
水槽に入れておいて、明日卸せばいいと思われるかもしれませんが、死んでしまうこともあるだけでなく、活きてはいても、かなり痩せてしまい、ひれなどが擦れ、身質が落ちてしまうので、出来るだけ早く卸した方がいいので、たいへんでも、“ナイターでふぐ”とならざるを得ません。
卸している頃、真由美さんは、
片付けをしてくれ、片付けが終わると、
水洗いを始めてくれ、いつものように、自分が手直しをし、拭き上げ、
ふぐの仕込みが、終わりました。
すでに、他の片付けは終わっていたので、
包丁を砥ぎ、まな板周りを掃除し、
今日も、無事に終えることが出来ました。
明日は、沼津の魚市場に行かないだけでなく、静岡の魚市場も休みですので、天然のとらふぐの入荷というより、魚の仕込みは全くありませんが、その代わり、お弁当の仕込みや、御歳暮用の『西京漬』の包装などをする予定です。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
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