“BIGちゃん”のカルテット
今朝は、仕込みをする前に、
宅配便の営業所に行き、
富山県氷見から届いた荷物を、受け取りに行って来ました。
『佳肴 季凛』に戻り、
中から取り出したのが、
4本のとらふぐと、
8本の真ふぐで、どちらも天然です。
分かってはいても、この姿を見た以上、萌え燃え・・・
真ふぐは、あくまでもサブで、メインのとらふぐは、
小さいものでも、
2,5キロで、
一番大きいものは、
3,6キロで、残りの2本の目方を量りませんでしたが、どちらも、この2本の間の大きさにして、自分が“BIGちゃん”と呼んでいる特大のとらふぐでした。
これまでにもお話ししているように、“BIGちゃん”とは、2,5キロ以上4キロ未満の特大サイズのもので、4本全てが、“BIGちゃん”でしたので、“BIGちゃん”のカルテットということになり、たまたまとは言え、その響きに、再び萌え燃え・・・
卸し始めて、しばらくすると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
水洗いを始めてくれ、この1本から、
十分な白子が、たわわ・・・
とらふぐの後に、
真ふぐを卸すことにしたのですが、数もそれなりでしたので、
頭の付け根に、包丁を入れてから、皮と胴体に分けるぐる剥きという方法で、卸すことにしました。
卸し終えたら、真由美さんが水洗いしたふぐを、
手直しをし、
洗い終えたら、
拭き上げたのですが、とらふぐの頭の部分は、
真ふぐの方に、入れておくことにしました。
また、本日の白子の成績ですが、とらふぐが、
4打数1安打で、真ふぐが、
8打数2安打で、どちらも2割5分で、サブの真ふぐですので、あくまでも参考記録でしかないのは、あしからず。
そして、夜の営業の合間を見ながら、
とらふぐの皮の棘取りをしましたが、真ふぐの皮は、猛毒ゆえ、食べると痺れますので、ゴミ箱行きです。
皮の掃除だけでなく、
ひれの掃除も、
終えることが出来ました。
言い忘れましたが、真ふぐに限らず、皮を食べることの出来ないふぐ類は、ひれも食用にすることが出来ません。
明日は、夕方上がりのお弁当のご注文を頂いており、仕事をする覚悟があったものの、ここまでやっておいたので、“休日出勤”も軽減することが出来ました。
仕事溜めの出来ない仕事とはいえ、この頑張りこそが貴重で、「今日の苦労は、明日の幸せ」とは、よく言ったものです。
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