まだまだ入荷しそうな鱧(はも)
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8月も半ばを過ぎると、自分が通う沼津の魚市場にも、初秋を感じさせる魚が入荷して来ます。そんな魚の一つが、
めいち鯛で、昨日も沢山入荷していました。めいち鯛は、この時季、南伊豆・妻良(めら)の定置網にかかる魚です。
昨日のように、沢山入荷して来ても、高値がつくことが殆どで、自分にとっては、このことが、非常に不思議です。市場というのは、入荷が少なければ、高値がつき、逆に多ければ、安値がつくところだからです。
さらに、驚くほど美味しい訳でもないのに、高値がつくことも不思議というより、謎です。この味と値段のバランスの関係については、?をつける人も多いので、個人的な意見ではないことだけは、付け加えておきます。
そんな昨日は、めいち鯛同様、多く入荷していたのが、鱧(はも)でした。
鱧は、このように飛び出したりすることもあるので、籠に入れられたまま、生簀に入っています。
昨日の鱧の産地は、
大分産や、
山口産、そして
和歌山産でした。
この中で自分が仕入れたのは、和歌山産で、自分の市場での番号である“47-9”と書かれています。
活きているのが、“② 1,0”とあるように、2本で1,0キロで、鱧料理の代名詞の“落とし”に使います。
一方、姿が写っている3本の鱧が、“落ち鱧”と呼ばれる死んだもので、“落ち鱧”は、揚物などに使います。
このような入荷状況ですので、しばらくは鱧料理の御用意も出来そうですが、自然のものを相手にしている以上、はっきりしたことは言えません。
というのも、鱧は、これからの時季、骨や皮が硬くなるだけでなく、台風という曲者もやって来ます。可能な限りお出しする予定ですが、ご予約の前に、鱧の入荷状況をお問い合わせをすることを、お願い致します。
★★★ 期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★
(全9品 お一人:3,000円)
お陰様をもちまして、当店は四周年を迎えることが出来ました。そんな感謝の想いを込めた期間会席コース(10月7日まで)を御用意致しております。
本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。
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店主 志村
追伸 鱧と同じく、昨日入荷したのが、
北海道・戸井産の本鮪です。戸井は、津軽海峡をはさんで、大間の向いにある漁港で、大間以上の評価を受けることも多く、この本鮪も、かなりのもので、仕入先でもある東京・築地の鮪屋の社長絶賛のものでした。今週末のメイン食材です。機会がありましたら、是非。
美味しそうです!!
もう、4周年だったんですね!
次回、静岡県に言った際には是非寄らせていただきます!
サワ様
お陰様で、満4歳です。これからも、どうぞ、宜しくお願いします。