合計19本の天然のとらふぐ
今日のお話しは、昨日の中略の内容についてです。
昨日は、普段よりも、
早めに、沼津の魚市場に、着いてしまいました。
というのも、天然のとらふぐが入荷することになっていたからで、この売場の生簀には、
自分の買い番である【47-9】と書かれた札が、
置かれた5マスの生簀に、
8本の静岡県焼津産のとらふぐ(天然)が入っていたとなれば、勿論、第一弾で、萌え燃え・・・
目方が書いてなかったので、別の売場に行くと、
ここにも、
自分の買い番が書かれた発泡スチロールがあり、中には、
5本の天然のとらふぐが入っていました。先ほどの焼津産同様、無事に、その姿を確認し、萌え燃え・・・
これらの産地は、三重県ですが、普段入荷してくる産地とは異なり、伊勢志摩の安乗というところのものです。
そして、この売場の隣に行くと、
同じく、三重から、
3本の天然のとらふぐが、
届いていたのが分かったので、第三弾の萌え燃え・・・
この3本は、先ほどの安乗と同じ三重県産ですが、熊野のもので、普段から、自分が多く仕入れている産地でもあります。
そうこうしていると、最初の売場では、
8本のとらふぐが、秤にかけられており、全て終わったら、
箱に入れ、どれも、
これも、
締めてから、
海水を注ぎ、血抜きをし、
合計16本のとらふぐを、持ち帰ることにしたのですが、帰り道に、静岡の市場に通う富士市内の魚屋さんから、地物のとらふぐが、3本入荷するとの連絡が入り、この日は、合計19本仕入れることになりました。
『佳肴 季凛』に戻り、卸し終えたら、
隣では、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをしてくれたのですが、ランチの営業時間になっても終わらず、
料理をお出ししながら、水洗いをしてくれていました。
そうこうしていると、
最後の3本の焼津産のとらふぐが、
届けられ、
すぐに締めました。これで、第四弾の萌え燃え・・・
ランチの営業だけでなく、朝の16本の水洗いも終わったので、
まな板周りを、再び養生し、
卸すことにし、朝同様、
真由美さんが、水洗いをしてくれ、拭き上げた後、胴体の部分だけは、それぞれの産地ごとに、仕分けておきました。
焼津産の11本が、
こちらで、この5本が、
安乗産で、この3本が、
熊野産でした。
とらふぐに限らず、魚は産地により、味の違いが生まれますが、19本のとらふぐの産卵場所は、伊勢湾沖ですので、育った海域に違いがあっても、殆ど差違はありません。
とは言っても、個体差、締めてからの処理の仕方などにより、差違が生じます。昨日の安乗産のものは、初めて使う産地ですし、水揚げ後の扱い方も、他所とは違うので、その結果に興味があります。
これだけ卸して、料理に仕立てていても、まだまだ知らないことが沢山あり、これもまた、ふぐに惹かれれる理由の一つかもしれません。
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