ふぐあり、お弁当ありの定休日
今日は、定休日でしたが、沼津の魚市場に、
仕入れに行って来ました。市場に来る荷物の殆どは、発泡スチロールなのですが、御覧のように、山積みにされているのは、
釜揚げしらすで、
2キロ入っており、愛知県産のものです。先程の写真では、
収まりきらないくらい、
入荷していました。これだけあれば、かなりのお値打ちですので、
一枚だけ、仕入れることにしました。スーパーなどの量販店などは、山一つセリ落とすことも、しばしばです。
その後、隣りの売場にあった水槽に、
焼津産の小型のふぐが、入荷しており、14本で、1,8キロと書かれていました。思った通りの値段で、
セリ落してもらうことが出来、
その場で、締めてから、
持ち帰ることにしました。
また、別の売場では、
先週のうちに、注文しておいた佐賀産のすっぽんや、
冷凍ものなどを仕入れました。ちなみに、これらの写真に写っている“47-9”という数字は、沼津の魚市場での自分の買番です。
【佳肴 季凛】に戻り、先ず取り掛かったのが、
お弁当の仕上げで、盛り付けるのは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
数も、
多くなかったので、揚物、口取り、
御飯、煮物を盛り付け、
このように、仕上がりました。いつもは、煮物の人参は、大き目の乱切りにして、2個盛り付けるのですが、今日の煮物は、
お客様のご希望で、このようにしました。お弁当が仕上がる頃までに、
木曜日のお弁当の煮物の仕込みも、
終えることが出来ました。煮物は、このまま盛り付けるわけにはいかないので、当日の朝、煮上げます。
そうこうしていると、
宅配便で、
愛知県産のとらふぐが、3本届きました。500グラムにも満たないサイズの“チビとら”です。そのまま、沼津で仕入れたものと一緒に、
卸すことにしたのですが、今朝の14本の中には、
ひがんふぐ、
しょうさいふぐが、1本ずつで、残りは、
全てこもんふぐでした。ご覧のように、しょうさいふぐとこもんふぐは、よく似ているのですが、
しょうさいふぐの尾びれの下縁が白いのに対し、ひがんふぐのそれは、色が変わっていません。また、しょうさいふぐの体表には、棘がありませんが、ひがんふぐのそれには、棘があります。
卸し終えたら、水洗いをし、
拭き上げ、このまま冷蔵庫へ。
その後、先週入荷した氷見と三重産のとらふぐの棘を、
全て終えたら、
ついでに、
ひれを半分に包丁して、
ふぐの仕込みは終わりました。ふぐの中でも、皮とひれを食用に出来るのは、とらふぐ、しまふぐ、さばふぐなど、数は限られており、今朝沼津の魚市場で仕入れたものは、有毒なので、食用には出来ません。
これで、仕込みは終わったのですが、
時間にも余裕があったので、砥石直しをすることにし、終わったら、片付けをし、
明日入荷するとらふぐを卸すため、まな板周りを養生して、“休日出勤”は、終わったのでした。
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