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HOME ≫ ブログ ≫ 今シーズン最後の牡蛎(かき)フライの後に、フライヤーの掃除

今シーズン最後の牡蛎(かき)フライの後に、フライヤーの掃除


基本的に

3月末で入荷が終わるのが

牡蛎(かき)です


そんな名残を惜しんで

昨日の夕飯用に

牡蛎フライを揚げました





2025年4月2日



Vol.4602



いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の志村弘信が

今日も認(したた)めます



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG1989.jpg



「おはよう、親方🐡

フライヤーの油が

もう寿命じゃね?」


と、ミニふぐちゃんに

言われたので


「そうだよ」

と、答えました



「だから


昨日の夕飯に

フライを揚げたんだぁ」


「そうだよ


豚カツと


牡蛎フライなんだけど




油が新しいうちに

揚げるのは

何か抵抗があるんだよね」



「どうしてなの?」


「油が新しい時に

揚げると

油の劣化を

早めているような

気がするからだよ」


「油が古くなった時は

そうじゃないの?」


「近いうちに

濾したり

処分して

フライヤーの掃除をするから

『まっ、いいか』みたいな感じで

変に開き直っちゃうんだよ」


「何となく

分かるような・・・

天ぷら、フライ、唐揚げ

の揚げ方があるけど

どれが

油を一番、汚すの?」



「フライだよ

特に、生のパン粉を

使うから

尚更だよ」


「へぇ~

牡蛎フライを揚げたけど

牡蛎って

まだあるの?」


「3月一杯だから

今シーズン最終便だよ」


「その名残を惜しんで

フライにしたんだね」


「そうだよ

秋までは

食べられないからね」


「そっかぁ

でも、冷凍のは

あるんでしょ?」



「あるけど

牡蛎独特の風味が無いから

食べてもねぇ~」


「そんなに違うんだね」



「それこそ

別ものだよ」



「へぇ~

それはそれとして


ここまでになったら

もう捨てるしか

ないんでしょ?」


「そうだね」


油が温まったら

油を抜きました


このまま濾して

使うことも

出来るのですが


ここまでになると

揚物の色も

茶褐色になるので

見栄えもよくありません


唯一と言っていいくらい

油が古い方が

望ましいのが

春巻で


春巻が白いと

美味しそうに見えないのが

その理由です

なので、あえて

古い油で揚げるのが

春巻です



油を抜いたら

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんが


洗い始めてくれました



きれいになったら

自分が

最終チェックをします


その後

洗い流したら

拭き上げ


フライヤーの掃除が 

終わりました 





「おぉ~✨

きれいな道具は

いいねぇ

きっと美味しい料理が

出来るとしか

思えないもん」




「そうなんだよ

美味しい料理は

きれいな道具から
生まれるもの  


って決まっているからね」



「それって

親方の言葉?」


「いやいや

浜松の旅館にいた時の

親方の言葉だよ

だから、鍋を

磨いてないと



「休み無し!」

って

よく言われたもんだよ」


「それって

今なら

パワハラじゃね?」


「まぁ~ね

昭和の名残があった

平成一桁の頃だし

あの頃は

良くも悪くも

デタラメだったからね」


「はぁ~ね

僕達だったら

耐えられないよ」


「そうだよね」




ランチの営業が終わったら

真由美さんが

鍋の油を

ペットボトルに

移してくれていると


「これって

どうするの?」



「リサイクル用に

近所の小学校に

持って行くんだよ」


「リサイクルって?」


「燃料とか

飼料とか

色んな使い道が

あるんだって」


「凄いじゃん」


「それだけでじゃなくて

買い取ってくれる金額も

かなり良いって

聞いたことがあるよ」


「使い道も沢山で

値段も良いなら

優等生じゃん!」

「あとさぁ

うちの子供達が

小学校に通っていた頃から

持って行っているから

10年以上になるよ」


「ヤバっ!

それなら

かなりの金額を

寄付したことに

なるんじゃね?」


「そうだね

こういうお店を

やっているから

出来ることだし

続けられる限り

続けたいね

そうすれば

地元の小学生を

応援出来るしね」



「季凛のママだけじゃなく

地域のママみたいじゃん」


「そうだね♬」





これら以外にも

廃食用油が

貯まりに貯まっており



月1回の回収日が

待ち遠しいばかりです





「今日はランチ西京焼は

定番のさばじゃん

相変わらず

脂乗り乗りだね

そんじゃ、また🐡」 



by 熱血君



⭐⭐ コエタス ⭐⭐



当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

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