クラブツーリズムの豪華バスのお花見ツアーの献立
今日は
クラブツーリズムの
豪華バスツアーの
御席があり
3回の企画のうち
今日が中日です
2025年4月1日
Vol.4601

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「今日から4月だけど
まだまだ
薪ストーブの出番だね」
と、ふぐとらちゃん
「そうだよ
でも、今日は
薪ストーブは必要ないよ」
と、言うと
「やっぱ、熱血料理人は
相変わらず
熱いね~
でも、どうして?」
と、訊いてきました
「あれ、忘れちゃったの?」
「あっ、そうか!
今日もクラツーの
ロイヤルクルーザーが
来るんだよね」
と、言いました
クラツーとは

「そうだよ
この間の金曜日(28日)も
来たから
4日振りだね」

「そうだったね
じゃあ
今日の献立も
その時と一緒なの?」

「そうだよ

これね」
「っていうか
この間のを
消さないで
取っておいたの?」
「そうだよ
日も近かったから
そのまま」
「書き直さなくても
親方は全部
覚えているんでしょ?」
「そりゃ、そうだよ
じゃなきゃ
仕入れも仕込みも
出来ないからね」
「そうだよね」
「それはそうと
個室も
ホールも見てきてごらん」
「個室も

ホールも

満席じゃん

カウンターもだ!」
「カウンターは
乗務員のだけどね

だから
ほら」

「それなら
満員御礼札止め
ありがとうございます♬」
御席には

小鍋

食事(ご飯)

おしんこうをセットし
到着を待つばかりでした

焼台には
銀鱈の西京焼も準備し

焼目が付いた時に
ガードするための
ホイルも用意しておきました

「親方、こんな時に
悪いけど
今日のタイトル
忘れていないよね?」
「もちろんだよ
まぁ、順を追って
話すから
まぁまぁ
御覧(ごろう)じろ)」
「はぁ~い♬」

個室では
ホールスタッフが
バスの到着を
待っていました
この時点で
添乗員から
ワン切があったので
臨戦態勢
ワン切をしてもらうのは
西京焼を
焼き始めるタイミングが
あるからで
今日の場合
東名富士インターを
降りた時が
ワン切のタイミングです
インターから
10分程度なので
余程のことが無い限り
不都合はありません
そして、程無くすると

ロイヤルクルーザー
キタ━(゚∀゚)━!

この時点で
両面共、焼けたので
ホイルをかぶせておきました

「ドアが開いて
お客さんが降りて来たよ
親方、FIGHT!」
◆先付(さきづけ)
グリンピース豆腐

◆蒸し物
鰯つみれ錦糸蒸し

バスツアーの御席に限らず
人数が多い時は

熱々をお出しするため
餡(あん)をはり
蓋をし
温蔵庫に入れ
温めておき

お出しする時に
三つ葉と紅葉卸しを
盛付けます
◆小鍋
もずくと野菜の小鍋仕立て

◆刺身替り
山掛け

◆焼物
銀鱈の西京焼

◆食事
ひじき御飯

◆デザート
桃のアイス

焼物までは
一気にお出しするのですが
デザートは
タイミングを見計らって
お出ししています
デザートまで
時間があるので
案の定、せがまれ
外へ

「この紺色が
ゴージャス感
ありありだよね」
「そうなんだよ
クラツーに限らず
豪華バスは
大体、黒とか
紺が多いんだよ」
「さすが、バス男
詳しいね~!
それはそうと
今更だけど
バスツアーの時ぐらい
料理を並べておいても
いいんじゃね?」
「却下!

出来立ての料理の
美味しさに
勝るものはないから
どんなにハードでも
これは譲れないね
特に、推しの
西京焼を並べておくなんて
うちの看板を
自分で傷付けるなんて
悪魔に魂を売るのと
同じだからね
一つ訊くけど
料理人の仕事って
何か知ってる?」
「料理を作ることでしょ?」
「そうじゃないんだな」
「え゛っ
どういうこと?」
「美味しい
料理を作る
ことだよ!」
「そっ、そっ
そんなに
力を込められたら
返す言葉が無いよ」
「それくらい
大事なことなんだよ」
「そうだよね
でも、美味しい料理を
作るのが
料理人の仕事って
親方の考えなの?」
「いや、浜松の旅館に
いた時の親方だよ
料理に関しては
妥協はしなかったね」
「そうなんだ
そういう親方に
付いたから
今の親方があるんだね」
デザートをお出しし
しばらくすると
出発時間となり

恒例のお見送り

\\ お気を付けて~//

店内に戻ったら
後片付けをしていると

「4日(金)も
ロイヤルクルーザーが
来るんだよね?」
と、訊いてきました
「その日が
最終日だよ」
「まだまだ
気が抜けないね」
「そうだね」
「頑張ってね!」
「今日ほど
人数は多くないけど
頑張るよ」
「」
こうして
クラブツーリズムの
豪華バスツアーの
中日が終わったのでした
少しばかり
気を緩めて
千秋楽に備えます

「頑張ったから
今夜はフライなんだね
んまそぉ~
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
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