10年以上続いている廃食用油のリサイクルのお手伝い
月1で、近所の小学校に
廃色用油を
届けているのですが
改めて考えたら
10年以上も
続けていたとは・・・
2025年3月4日

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
フライヤーの油が
超ヤバくね?」
と、ふぐとらちゃん

「おはよう
そうだよ
だから、これから
掃除するんだよ」
「休み明けなのに
フライヤー周りが
汚れているけど・・・」
「そうだよ
だから、一昨日の夜
夕飯用に
フライを揚げて

片付をしないで
そのままにしておいたんだよ」

「そうだったんだね
しっかし
んまそぉ」
普段なら
油を温めるため
娘弁当用の揚物を
揚げるのですが
一昨日の今日なので
揚物はせずに
温めたら

油を抜きました

フライヤーの掃除をしてくれるのは
いつものように
女将兼愛妻(!?)の真由美さんです

「おはよう、真由美さん♬
フライヤーの掃除
頑張ってね!」
「おはよう
ふぐとらちゃんも
手伝ってくれる?(笑)」
「ギクっ・・・」

最初に真由美さんが
掃除してくれたら
最終確認をするのは
自分で

このように洗い上げました

「おぉ~
ピカピカじゃん
素晴らしい
さっき、素手で
洗っていたけど
平気なの?」
「素手じゃないと
洗い残しが分からないからね
面の皮と同じくらい
手の皮も厚いから
ぜ~んぜん平気だよ」
「そうなんだぁ
面も手の皮も・・・(笑)」
「何って言った?」

油が冷めたら

真由美さんが
ペットボトルに
詰めてくれました

「この油は
どうするの?」
「近所の小学校に
持って行くんだよ」
「誰も通っていないのに?」
「そうなんだけど
二人(の娘)が
通っていた頃から
続けているんだよ」
「ってことは
10年以上じゃね!?」
「そうだね
リサイクル用なんだけど
廃食用油は
リサイクル出来るゴミの中でも
優秀って
親方がよく言っているよ」
「優秀って?」
「使い道も色々で
金額的にも
高いらしいよ」
「へぇ~
でも、10年以上も
続いているってことは
かなりの金額を
寄付したんじゃね?」
「そういう計算は
あんまり得意じゃないから
親方に訊いてごらん」
/ /
ねぇ~、親方
いくらぐらいなの?
\ \
「はいはい
前は、一斗(18リットル)で
500円って
聞いたことがあるけど
今は、どうなんだろうね
あんまり関心がないから
Google先生にでも
訊いてごらん」
「値段はともかく
今日の量は
どれくらいなの?」
「ほぼ一斗だよ」
「前の値段と同じ
ワンコインで計算した場合
これまでに寄付した金額って
かなりになるんじゃね?」
「そうだね
まごまごすると
6桁を越えてたりして・・・!?」
「6桁ってことは

渋沢さんが
10枚以上じゃん」
「そうなるね」
「かなりの金額じゃん!
それを親方達がしていたなんて
すばらしい!」
「そんなことないよ
出来ることをやって
続けているだけの話だし
二人共
その時だけの
ボランティアとか
チャリティーが
うさん臭くて
好きじゃないんだよ
だから、どっちかと言えば
こっちでしょ」
「ギャハハ・・・
親方達らしいね
でも、それって
よく分かるよ」
「特別良いことをする
必要は無いけど
悪いことだけは
しないようにしないとね
その方が
長続きするだろうしね」
「なるほど~♬」
一介の料理人夫婦が
出来ることは
些細なことですが
廃色油を
地元の小学校に届けることで
誰かしらの
役に立っている以上
続けていきたいものです

「鰤(ぶり)とサーモンの
切落しの西京焼じゃん
盛付け方が
おかずっぽくないけど・・・
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
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