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HOME ≫ ブログ ≫ 30年来のお付き合いの鮨屋の親方ご夫妻、来たる

30年来のお付き合いの鮨屋の親方ご夫妻、来たる

長い付き合いもあれば

短い付き合いもあるのが

人生です

今日いらしてくれたのは

30年来の付き合いになる

鮨屋の親方ご夫妻でした



2025年2月17日



Vol.4577



いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

今日は休みなのに

とらふぐを仕入れて来たの?」



と、熱血君


「おはよう🐡

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3511.jpg

まぁ、この時季は

どうしても

そうなるよね」


「とりあえずは

お疲れ様~♬

そう言えば

今日はランチだけ

営業するんだよね」



「そうだよ

だから、どんどん

終わらせないとね」


「頑張って~!」


今朝のとらふぐは

静岡県遠州灘産の

天然です



沼津魚市場に

直接届き




画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3511.jpg


魚市場で締めてから


持ち帰って来ました


卸した後


水洗いしてくれたのは

毎度のことながら


女将兼愛妻(!?)の

真由美さんで




その後

自分が手直しをし


拭き上げ

とらふぐの下処理が

終わりました


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3535.jpg


掃除を終え

カウンターに

お席を用意していると

熱血君がやって来ました



「カウンターってことは

常連さんなの?」


「常連さんっていうか

30年来のお友達だよ」


「ってことは

親方が20代前半の頃じゃん

じゃあ、学生時代の友達なの?」


「大学時代の友達は

ま~ったく

いないからね(笑)」


「マジで!?」


「マジだよ

大学なんて

単位を取るために

行ってただけで

朝から晩まで

鮨屋のバイトっていうよりも

見習い状態で

生活していたからね」



「簡単に言えば

苦学生?」


「その反対でさぁ

家賃と学費は

親が払ってくれたから

バイト代が

全部小遣いだったんだよ」


「え゛~っ!?」



「口預けに行きながらの

バイト代だからね」


「かなりの金額じゃね?」


「軽く2桁万円越えだよ

だから、学生らしからぬ

学生生活だったんだよ」


「その時のお金を

少しでも貯めていれば

良かったんじゃね?」



「それもそうなんだけど

自己投資を兼ねた

社会勉強をしたから

それはそれで

良しにするしかないじゃん」



「親方らしい・・・www

で、来るのは

誰なの?」


「学生時代と鮨屋時代に

通っていた鮨屋の

親方と奥さんが来るんだよ」 


「鮨屋に勤めていながら

鮨屋に通っていたの?」



「そうだよ

味も自分好みだったし

それよりも

その店の雰囲気が

良かったんだよね」


「そこって

大事だよね」




言い忘れていましたが

二十歳の時から

約10年間

自分は東京にいました



「ってことは

その親方達って

それなりの歳じゃね?」



「そうだよ

70歳を超えているし」


「今でも

お店をやっているの?」



「もう閉めて

17年になるかな

季凛を始めた時の

2、3か月前に

辞めちゃったんだよ」


「ってことは

その鮨屋さんと

入れ替えってことじゃん!」


「そうだね

それも含めて

色んな想いがあるんだよ

お中元とお歳暮を

贈っているから

その度に電話で

話をしているんだけど

リアルで会うのは

10年振りとかかなぁ」



「へぇ~

これまでにも

季凛には

来てくれたことがあるの?」


「あるよ

今日で4回目か

5回目かな」


「へぇ~

でもさぁ

そうやって

付き合いが続いているのは

凄いよね」



「まぁね

一人仕事で

店をやっていると

なかなか店を離れないからね

ただ、今日は

親方が旅行の帰りに

足を延ばして

ここに寄ってくれる

って言ったから

開けたんだよ


まだまだ、親方も

現役の寿司職人として

仕事をしているけど

それなりの歳だし

お互い離れているから

会うには

それなりの時間と

エネルギーが必要だしね

会いたい時に会わないと

後悔するって

言うからね」



「最近、親方が

よく言っているよね

え~っと

何だっけ・・・?」


「あいうえおの

幸福の法則でしょ」


「そうそう!」


あいうえおの

幸福の法則とは

音楽評論家の湯川れい子さんが

言っている言葉です


【あいうえおの法則】




あ 会いたい人に会いたい

い 行きたいところへ行きたい

う 嬉しいことがしたい

え 選ばせてほしい

お おいしいものが食べたい



「これこれ👆


「自分で店をやっていると

意外と自由な時間が

持てないもんで


その時にするのが

夢貯金で

夢を諦めることなく

貯め続けることなんだって


そんな想いを

持ち続けていたからこそ

そんな日が

やって来たんだよ

きっと」


「願えば

叶うってことね」


「しかも、自分の料理を

食べに来てくれるし

お互い、商売の経験者だし

まぁ、裏表なく

色々話せるのも

いいんだよ」


「そうだよね

真由美さんも

その鮨屋さんに

行ったことあるの?」



「2、3回あるよ

まぁ、30年も

付き合っているから

それこそ

自分の人生の半分以上だね

特に、最初の鮨屋から

赤坂の日本料理店に移る時には

人を紹介してくれたからね」


「そんなに深い付き合いも

あったんだぁ!」


「まぁね

それこそ、休みの度に

行っていたようなもんだからね

まぁ、そろそろ来るから

そばで見ていてよ」


「はぁ~

ワクワクしちゃうな・・・」



予定通りに見えると

色んな話に

花が咲いたのは

言うまでもありませんでした


楽しい時間は

あっと言う間に過ぎ

親方ご夫妻は

帰途に


「帰っちゃったね・・・

4人共

楽しそうだったよ」


「そりゃそうだよ

定休日のランチ営業で

ほぼ貸切状態だったから

色々と話せたしね」



「みんなで写真を

撮らなかったの?」


「忘れたって言えば

忘れたんだけど

今日のブログを見れば

色々と思い出すし

心に写し込むむことが

一番の写真だからね」


「心に写し込む・・・

いつから

詩人になったの?」


「いつって

言われてもね~」



「そう言えば

鮨屋の親方との話も

大事だっただろうけど

今日の献立も

書いといてよ」


「いくら楽しくても

本業は忘れてないし

ちゃんと撮ってあるから

心配無用だよ」



「そうだよね~」



ということで

今日の献立です



◆先付(さきづけ)

 南京豆腐

かぼちゃの豆腐です



◆小鍋

 もずくと野菜の小鍋仕立て



マクロビオティック

(玄米菜食)の考えを

ベースにしている当店の

マストアイテムですので

同業の親方を

パスするわけにはいきません 



◆揚物

 ひがんふぐの唐揚と

 ズッキーニの天ぷら




◆刺身

 三種盛り


黄目近(きめじ)、似鱚(にぎす)

湯葉で

キメジとニギスは

地物です


東京の方ですので

漁師直とも言える

地魚の仕入れ方には

かなり興味を持っていました


揚物のひがんふぐも

同様です 



◆食事

 昆布御飯



◆焼物

 銀鱈(ぎんだら)の西京焼



◆蒸し物

 蟹(かに)しんじょう錦糸蒸し



◆デザート

 マンゴーのアイス





近所にあった鮨屋に

通い始めたのが

30年ちょっと前


その時の出会いが

まさかのまさか

ここまで続くとは

想像出来ませんでした

人との縁は

分からないものです


“袖振り合うも他生の縁”

と言われるように

どんな出会いも

ぞんざいにするわけにはいきません




「今夜のおかずは

銀だらの西京焼じゃん

切り落としでも

脂乗り乗りだね🤤

そんじゃ、また明日🐡

by ミニふぐちゃん 





⭐⭐ コエタス ⭐⭐

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当店のお取り寄せや 

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