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HOME ≫ ブログ ≫ コース料理の合間を見ながら、ふぐ皮とひれの下処理

コース料理の合間を見ながら、ふぐ皮とひれの下処理



とらふぐの下処理は

他の魚とは異なり

かなり手間が掛かります


また、後回しになりがちで

合間を見ながらの

仕込みになりがちです


2025年2月14日


Vol.4574



いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます



「今夜の会席料理の西京焼は

ブリなんだね」


と、熱血君


「そうだね

一緒に昆布御飯と

蜆(しじみ)の味噌汁を出せば

あとはデザートだけだよ」

と、返しました


「じゃ、ちょっと早いけど

お疲れ様~♬」



「お疲れさんって

言いたいんだけど



まな板を見てごらん」




「これから

ふぐ皮の棘取りを

するの?」




「そうだよ」


「ふぐの仕込みの中でも

ボスキャラが残っている

ってことは

まだまだじゃん

親方、FIGHT!」



「はいよ~」


ふぐ皮の下処理は

粘膜を取ってから

棘を取らなくてはならず

ボスキャラとあるように

ふぐの仕込みの中で

もっとも手間が

かかるものです



そんなふぐ皮の

仕込みの様子については

順を追って

お読み下さい👇



◆その1(粘膜編)



◆その2(皮引き編)



◆その3(湯引編



粘膜の下処理は

既に終わっているので


棘を取っていきました


白(お腹側の部分)よりも

黒(背側の部分)の方が

やりやすいので

数がある時は

白の方をやります


その理由が

以下の図式です





①数が多い

  ↓

②手間が掛かる

  

③心が折れる

  ↓

④早めに済ませて

 気楽になる 

つまるところ

全くもって

個人的な考えです


とは言っても 

どんなことでも

面倒な事を

先に済ますわけではありません


事実、例年

この時期の宿題とも言うべき

確定申告は

遅々としています・・・😅 


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3311.jpg

棘取りを終えた皮は

真空パックしてから

冷凍庫へ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3488.jpg


湯ここまでやっておけば

終わったも同然です


デザートまで出し終え

お客様のお帰りを

待っている間に

皮の棘取りだけでなく



セットも言うべき

ひれの下処理も

FINISH


ひれは

ひれ酒用の『炙りひれ』だけでなく

天然とらふぐ 炙りひれ



『ぽん酢』

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』


に使っています 



その後

ひれは水に晒し

明日にでも

干す予定です 


卸し方

その後の水洗い

皮とひれの下処理

という一連の仕込み方が

他の魚とは全く異なるのが

とらふぐの特徴です


そして、肝心の味わいも

他の魚とは

別次元でもあります 


全てにおいて

独特なのが

とらふぐなのです



その魅力に惹かれた

“ふぐに魅せられし料理人”の自分も

異質な性分なのは

十分承知しておりますので

ご心配なく・・・www





「今夜の刺身も

んまそう~🤤

そんじゃ、また明日🐡」 

by ミニふぐちゃん


⭐⭐ コエタス ⭐⭐



【西京漬】をはじめ

当店のお取り寄せや 

通販の商品などを

召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

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