愛着とプライドを持って、仕込んで、箱詰めする謹製【西京漬】
どんな仕事でも
手抜きを出来ないのは
当然ですが
それ以上に大切なのが
愛情とプライドで
愛情とプライドと共に
熱き想いを漬け込んでいるのが
佳肴季凛謹製の【西京漬】です
2024年11月16日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「普段より
数が多いけど
これって
お歳暮の【西京漬】用の
化粧箱?」
と、熱血君が
訊いてきました
【西京漬】
「そうだよ
少しずつ注文が
増えて来たから
早めに詰めて
冷凍しておくんだよ」
と、答えると
「もう発送しちゃうの?」
「お客さんによっては
20日を過ぎたら
発送するように
言われているけど
殆どが12月に入ってから
発送するんだけどね」
「そうなんだぁ~」
隣では
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
【西京漬】にラベルを
貼り始めてくれました
「詰めるのも
真由美さんなの?」
「まさかぁ
親方が一つずつ
切身の形を見ながら
詰めるんだよ」
「そうなの!?」
「そうなんだけど
詳しいことは
親方に訊いてごらん」
「ねぇ、親方
切身の形を見るって
どういうことなの?」
「魚には
上身(うわみ)と
下身(したみ)が
あるんだけど
上身だけとか
下身だけとかに
ならないように
するんだよ」
上身とは
頭を左にした時に
上になる身で
下身とは
その時に
下になる身のことです
「そんなに
変わるものなの?」
「それぞれの形は
違っても
詰め終えた時に
バランスが取れていないと
良くないからね」
「そこまで
するんだぁ
でも、見ただけで
分かるの?」
「卸してから
切身にするまで
全て自分で
やっているから
日付を見れば
大体のことは
覚えているよ
愛着とプライドを持って
仕込んでいるからね」
「愛着とプライドかぁ~」
「当たり前じゃん
いつでも
一定の基準をクリアするのが
プロの仕事だからね
それには
愛着とプライドが
必要なんだよ
切身にして
西京味噌に漬け込んで
『はい、お仕舞』じゃ
仕事じゃないし
そんな考えで
仕込んでいるわけ
じゃないからね」
「そうだよね
『真に美味しい西京漬を
召し上がって
頂きたい』
って言っているもんね」
「そのためには
出来ることは
どんなことでも
やるんだよ
そんなことより
早く詰めないと
日を跨(また)いじゃうから
手伝ってくれる?」
「・・・・・」
ということで
今夜詰めた
【西京漬】です
①8枚入
(銀鱈・サーモン 各4枚)
通常のラインナップにはなく
別注品です
④6枚入
(銀鱈・ぶり・さば 各3枚)
①同様
通常のラインナップ
にはない別注品です
「ねぇ、真由美さん
詰め終えたのに
梱包しないの?」
「送り状の最終確認を
しているんだよ」
「そういうことね」
最終確認が終わり
梱包を始めると
「どうして
帯紙をしているの?」
「これは
発送分じゃなくて
お客さんが
直接、手持ちするものなんだよ」
「そうなんだぁ」
梱包が終わったら
養生し
冷凍庫へ
発送するのは
早いもので
20日過ぎですが
殆どが
12月1日着の予定なので
月末に発送します
お歳暮のご注文が
重なると
ランチ、夕席の
営業時間などに
変更が生じることも
ございますので
御来店の際には
前もっての御予約
お問い合わせを
お願いします
「おまけアイテムの
カレーが出来たね
そんじゃ、また明日」
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