お弁当のついでに、娘弁当の天丼
お弁当のご注文を
頂いていたついでに
今日は
娘弁当の天丼を
作りました
2024年9月25日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、厨房に行ったのは
5時半前でした
なので
熱血君は
ZZZ・・・
こんな時間から
仕事を始めたのは
お弁当のご注文を
頂いていただけでなく
娘達のお弁当用の
天丼を作るためです
ということで
天種はこちら
①海老
②眼鯵(めあじ)
③南瓜(かぼちゃ)
④パプリカ
⑤茄子
⑥大葉
これらに
打粉(うちこ)をすると
熱血君が
やって来ました
「おはよう、親方
市場に行かない時って
娘ちゃん弁当を
手伝うことが多いよね?」
普段、娘弁当を
作っているのは
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
「おはよう
そうだね
揚物を作るのが
殆どだけね」
「今日みたいに
天丼って
珍しくね?」
「あんまり作らないね
多いのは
鶏の唐揚げで
その次が
フライかな」
「大葉も
天ぷらにするみたいだけど
どうして
大葉は片面にしか
打粉をしないの?」
「揚げれば
分かるから
まぁ、待っていてよ」
「はぁ~い♬」
そして
天ぷらが揚がりました
「分かった?」
「天ぷらの衣が
無い方が
緑が鮮やかで
きれいじゃん!」
「BINGO!
両面つけると
色も形も
分からないからね」
「正解ってことは
天丼が
食べられるとか・・・!?」
「どうなんだろうね~www」
曲げわっぱの
お弁当箱に
御飯をよそったら
天丼のたれをかけます
天丼のたれを
日本料理では
丼つゆと
呼んでいます
丼つゆは
出汁で割ったものです
鍋で温めた
丼つゆに
天ぷらをくぐらせたら
盛付けていきます
南瓜にはじまり
眼鯵
茄子
大葉
海老
パプリカを盛付けたら
娘弁当バージョンの
天丼が出来上がりました
「んまそ~
余った天ぷらが
無いってことは
さっきの正解の
賞品はないんだね・・・」
「さっきみたいな
クイズを出す予定
じゃなかったからね」
「あぁ~っ・・・」
天丼を仕上げたら
本業のお弁当に
取り掛かりました
油が温まっているので
先ずは
揚物です
今日の揚物は
鶏の唐揚げと
眼鯵のしんびき揚げです
「ここでも
余りなしかぁ・・・」
と、小声の熱血君
その後
銀鱈の西京焼と
玉子焼を仕上がると
「西京焼と玉子焼は
必ず余りが出るから
期待出来るかも・・・♬」
と、これまた小声で
「何か言った?」
「いや、別に~
季凛の看板料理の
西京焼だけに
んまそうだな
って言っただけだよ」
これら以外に
煮物を仕上げたら
いつものように
真由美さんが
盛付けてくれました
「おはよう、真由美さん♬
親方がお弁当を
作ってくれたから
良かったじゃん!」
「そうだね
お弁当作りが無いだけで
かなり余裕が
出来るからね」
と、真由美さん
そして、お弁当が
仕上がりました
「天丼もいいけど
本業のお弁当は
違うね!」
「一応、これで
食べているからね~
余り物はあるけど
うちらの昼ごはんだから
正解の賞品は
今日は無いよ」
「ありゃりゃ・・・」
仕上がったお弁当は
二段に重ね
紐をかけ
箸を挟み
箱に詰めたら
お客様が
取りに見えるのを
待つばかりとなりました
今日の天丼のように
普段作ることが
少ない料理は
ちょっとした
気分転換になります
また、それだけでなく
仕事を
単なるルーチンワークに
しない目的でもあり
それは
料理人としての勘を
失わないためでも
あるのです
「おっ、松茸じゃん!
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
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