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HOME ≫ ブログ ≫ 悪天候続きの時の刺身は、しまふぐ

悪天候続きの時の刺身は、しまふぐ


悪天候が続くと

魚の仕入れに

気を揉むことは

珍しくありません


そんな時に

備えて

ストックしてある魚とは・・・



2024年7月11日

Vol.4444






いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を支えてくれる

漁師の代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

これって・・・?」

と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7722.jpg


「おはよう🐡

去年の暮れに卸した

しまふぐだよ」

と、自分


しまふぐは

周りを炙って

叩きにして

薄造りに仕立て





普通の会席料理の

刺身として

お出しします



ちなみに

ふぐ料理のコースでは

天然のとらふぐしか

使いません




「2024って書いたのが

あるけど・・・!?」



「暮れだったから

間違えちゃったんだよ」


「そうだよね~www

これって

ただの真空パック

じゃないんだよね?」


「例のアレだよ」


「あぁ~アレね

でも、アレのことは

ここじゃ

言えないんだよね」


「そうだよ

隠しはしないけど

ここではね」


//

気になる人は

直接、親方に

訊いて下さいね

\\




画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7719.jpg


「6本分あるけど

急な予約でも

入ったの?」


「そうじゃないんだよ

今朝の市場は

風が強くて

明日も

魚が無さそうだから

刺身用に

準備しておくんだよ」


魚市場とは

ホームグランドの

沼津魚市場です



「そんなに

凄かったの?」



「こんな感じだったよ」


波もかなりあったので

漁船も

しっかりと

固定されていました

波が高ければ

風が強いので

こんな感じです



売場も

シャッターが

降ろされていました



こんな状況でも

伊豆七島方面の

黄肌鮪(きはだまぐろ)だけでなく

沼津近隣の

いわゆる地物の魚が

並ぶ売場も

そこそこ

水揚げがありました



仕入れを終え

帰る頃には

風はさらに強まり



軽トラのシートも

こんな状態でした




「確かに

ここまで強いと

明日の魚は

期待出来ないんじゃね?」


「ほぼほぼ

無理だね」



「で、シマフグなんだね」


「そうそう

まぁ、これから暑くなると

魚も少なくなるから

こういう準備を

しておかないとね」


「このシマフグが

無くなったら

どうするの?」



「この次は

2月頃仕込んだのが

あるから

大丈夫だよ」


「それが無くなったら?」


「そこまで無くなるほど

悪天候が続く確率は

かなり低いし

そうなったら

そん時だよ」


「そうなんだぁ」



海の天候は

晴れや雨だけでなく

風と波

さらには

潮の流れなど

様々な影響を受けます



我々が生活している

陸(おか)の天候とは

比ではありません


そういう環境の中で

操業している

漁師には

頭が下がる思いです 


しかも

魚菜食文化の

日本料理文化を

支えてくれるのは

漁師です


自分の場合

自ら魚市場に通うことで

知り合いの漁師が

多くいます 


彼らだけでなく

全国の漁師の

代弁者として

声を出し続け


魚菜食文化でもある

日本料理文化の

魅力を伝えるのが

自分の使命なのです 





「今日は

バスが来たんだね

お疲れ様~♬

そんじゃ、また明日🐡」


by ミニふぐちゃん 





⭐⭐ コエタス ⭐⭐



当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

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