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HOME ≫ ブログ ≫ 食べられるけど、食べてはいけない氷

食べられるけど、食べてはいけない氷



ホームグランドの

沼津魚市場では

氷を仕入れることも

出来ますが

実は

この氷は

食べられるけど

食べてはいけません


そんな

なぞなぞのような

氷って・・・




2024年8月30日


いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐと

西京焼(西京漬)を

こよなく愛する

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 





「おはよう、親方🐡

こんなに沢山の氷が

あるってことは

新しい製氷機が来たの?」

どうしたの?」

と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました


新しい製氷機と

言っているのは

先日、製氷機が

鬼籍に入ったからです





「おはよう🐡

いや、市場で

買って来たんだよ」




「なるほどぉ

市場かぁ

でも、どういう単位で

売られているの?」



「そう言われると

思って

写真を撮ってきたよ」



「やっぱね♬」


魚という

生ものを扱う

沼津魚市場には



製氷工場があります




製氷工場は

外港(がいこう)と呼ばれる

防波堤の外側の区域にあります



水揚げされたり

入荷した魚が多い時に

仕分けをする場所です 


魚市場で使われる氷ですので

そんじゃそこらの量

ではありません



発泡スチロールに

袋を入れ




氷が出て来る場所に

軽トラを止めたら

準備完了です


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8854.jpg


















氷が一気に

ドォ~ン



入りきれないほどの

てんこ盛りですが


これだけあっても

最少ロットの

4分の1です



ちなみに

1単位は

1本と呼ばれ

コンテナ一杯程度で


この量だと

半分ということに

なります 


準備しておいた

スチロール2つでも

多いので

入り切らなかった分は

知り合いの居酒屋さんに

お裾分けしました


冷やすだけなので

これらも

粗末には出来ません




「っていう感じだよ」



「こんだけあれば

仕込み用だけじゃなく

お客さんの分も

十分もあるね」



「いやいや

この氷は

食べられるんだけど

食べられないんだよ


っていうか

食べてはならないんだよ」


「え゛~っ

それじゃ

なぞなぞじゃん!」


「あくまでも

魚をはじめ

生鮮食品を

冷やすためのものだからね」


「川の水とか

雨水みたいに

変な水で

作っているわけじゃ

ないんでしょ?」



「水道水で

作っているんだよ

ただ、かき氷とか

飲み物に入れる氷みたいに

食品として

使う場合は


食品衛生法の基準に

従って

保健所の許可を

取らなきゃ

ならないんだよ」



「そんな許可が

あるなんて

初耳学だよ」


「この場合だと

製氷工場が

許可を申請しなきゃ

ならないけど


するとなると

経費、手間が掛かるから

しないんだと思うよ」


「思うって・・・?」


「推測だけど

食品衛生法に

照らし合わせれば

ほぼほぼ正解なはずだよ」


「そうなんだぁ

食品に直接触れる場合

最後に

水道水で洗い流せば

OKなの?」


「理屈から言えば

OKだと思うよ」



「でもさぁ

食べられるってことは

この氷を

それ用に販売したり

使うケースも

あるの?」



「自分は冷やすためにしか

使わないけど

まぁ、人それぞれだからね・・・」




その後、氷は

小分けにしてから

冷凍庫に

しまっておきました 



これだけあれば

仕込みには

不自由はしませんが

新しい製氷機が

来るのが

待ち遠しい限りです





「雨の合間に

お花のお手入れ

ありがとう、真由美さん」

by 熱血君

真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです



⭐⭐ コエタス ⭐⭐

当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が 


【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

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