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HOME ≫ ブログ ≫ 天然のすっぽんのお腹から出て来たのは、虫の羽や殻

天然のすっぽんのお腹から出て来たのは、虫の羽や殻


今日は

天然のすっぽんが

届き

先日仕入れた

2ハイと合わせて

合計3ハイとなりました


2024年8月24日






いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 



「ねぇ、親方

バットに入っている

ゴミみたいなのは

なんなの?」


と、熱血君



「ゴミって言えば

ゴミなんだけど

すっぽんが

自分の胃袋から

吐き出したものだよ」

と、答えました  


「で、何を吐き出したの?」 



「見た感じ

虫の羽とか

胴体の一部だね」


「虫は何なの?」



「水生昆虫だと

思うんだけど

羽がある感じからして

ヤゴのような気がするなぁ」



「ヤゴ!?

変わった名前の

虫だねぇ」


「とんぼの幼虫で

成虫になる前は

水の中で

生活しているんだよ」


「へぇ~

子供の頃

川遊びで培っただけの

ことはあるね」



「とんぼ(蜻蛉)って

縁起が良いって

言われているのは

知っている?」


「初耳学だよ」



「別名

勝ち虫とも

言われているんだけど

前にしか飛べずに

後退しないことから

不退転の精神を

表すものとして

縁起物として

武士に喜ばれていたんだよ」


「前向きあるのみかぁ

恰好いいなぁ~

じゃ、親方好みじゃん!」



「そうだね

かなり前だけど

こんなものも

真由美さんと

お揃いでもらったんだよ」


真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです



「普段使っている

やつじゃん!



二人共

前向きだから

それこそ

とんぼだね♬」 




「まぁまぁ

とんぼはさておき

ほら、新しい子が来たよ」




「追加のすっぽんじゃん!」



取り出したすっぽんが

こちらです



「おっ、男の子だ」




「よく分かったじゃん!」



「だって

出るものが

出ているからね」


「BINGO!

よく覚えたね~」



「こんだけ

すっぽんのことを

書いているんだもん

嫌でも

覚えちゃうよ」


「まぁね♬」 



“転校生”のすっぽんも

“在校生”同様

泥抜きをすることにしました


“在校生”とは

先日仕入れた

静岡県藤枝産の2ハイで


先程の羽と殻を

吐き出した主です


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8594.jpg




泥抜きには

先程のように

お腹に残っている物を

吐き出させるのと

淡水臭さを抜く意味が

あります



「今日のすっぽんは

どうしたの?」


「常連さんの友達が

獲って来たものだよ

山梨県の身延(みのぶ)町で

獲れたんだって」

「棲んでいる所で

味も違うの?」



「食べているものが

違うから

そりゃ違うでしょ


たださぁ

そこまでの違いを

調べたことが無いけどね

まぁ、どっちにしても

言えるのが

天然のすっぽんの

美味しさは

養殖とは

別ものだよ」


「そんなに違うんだぁ」



「すっぽんは

鍋に限るんだけど

その出汁に

美味しさがあるから

すっぽんスープを飲めば

一目(いちもく)ならぬ

一口(ひとくち)瞭然だよ」


「わぁ~

で、いつ仕込むの?」


「木曜日に卸して 

金曜日か土曜日に

仕込むよ」





「3ハイ分の

天然のすっぽんの

出汁かぁ~

楽しみだね」



「そうなんだけど

予め仕込んで

ストックしておいた

出汁も加えるから

かなり濃厚な出汁が

出来るはずだよ」 



「聞いているだけでも

よだれが洪水状態・・・🤤」




ただ、すっぽんは

その姿から

キワモノ、ゲテモノ

のイメージがありますが

その美味しさは

他の食材には無い

唯一無二の味わいにして

丁寧に

仕込んだすっぽんの出汁は

濃厚でいながらも

上品そのものです


すっぽんは

養殖ものが基本で

一年を通じて

楽しむことが出来ます



一方、天然ものは

冬眠するので

春から秋までしか

出回りません 


そういう意味では

“今が旬”の食材です 


自然の恵みを

料理の中に

表現出来るのが

日本料理の素晴らしさで

その感覚を忘れることなく

伝え続けます 



「明日は

バスが来るんだぁ

頑張ってね

そんじゃ、また🚌」


by ふぐとらちゃん



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