最終便近き『西京漬』&『鰯の丸煮』
まだまだ御歳暮の『西京漬』のご注文やお問い合せを頂いているので、その仕込みや発送などに追われる毎日で、今日は、
銀鱈(アラスカ産)を、仕込むため、切身にしておきました。
切身にしている最中、女将兼愛妻(!?)は、
昨日までに箱詰めしておいた『西京漬』や『鰯の丸煮』の包装や発送の準備をしていました。
そして、夜の営業前までに、
銀鱈の『西京漬』と、
『鰯の丸煮』を、それぞれ真空パックし、冷蔵庫へ。
これで、どちらの仕込みも終わったと思ったのも束の間、『西京漬』のご注文を頂いたので、明日は、サーモン(ノルウェー産)を仕入れ、仕込むことになりました。
とりあえず、現在のご注文分は間に合いますが、暮れも押し迫ったこともあり、ご入り用の際には、お早めのご注文をお願い致します。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
今日も明日も、諸々の仕込み
ピークを過ぎたとは言え、御歳暮用の『西京漬』のご注文を、まだまだ頂いているので、今朝は沼津の魚市場に行き、
この売場で、
5,5キロのサーモン(ノルウェー)を、仕入れました。
また、『西京漬』同様、御歳暮の『鰯の丸煮』のご注文も重なり、在庫も少なくなったので、別の売場に向かい、
真鰯(千葉)を、
2ケース仕入れることにしましたが、1ケースが4キロ入で、100グラム程度の真鰯が、約40本入っているので、約80本ということになります。
仕入れるべきものを仕入れたので、別の売場に向かうことにし、
売場に並んでいる魚を眺めていると、
静岡県由比産のとらふぐ(写真 右)としまふぐが、
入荷しており、どちらも天然もので、というより、しまふぐは天然ものしかありません。
どちらも、
セリ落としてもらうことが出来、軽めに萌え燃え・・・となり、全ての仕入れが終わったので、魚市場から戻ったのですが、今日は、夜のみの営業とはいえ、かなりの量の魚を仕込まなくてはならないので、気を引き締めて仕込みを始めました。
サーモンを『西京漬』に仕込む準備が出来たら、
とらふぐとしまふぐを卸すことにし、
その隣では、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、鯵(島根)と、
真鰯の水洗いをしてくれ、
2本のふぐを卸し終えた自分は、
揚物用に、鯵を卸すことにしました。
卸している最中、富士市内の魚屋さんから、
4本の静岡県用宗(もちむね)産の天然のとらふぐを、
届けてくれました。
そのまま取り出し、
今朝以上に、萌え燃え・・・
すぐに締め、
まな板に直行し、
卸すことにし、卸したものを、
真由美さんが水洗いしたら、
自分が手直しをし、
洗い上げました。
その頃、真由美さんは、
洗い上げた真鰯を、
クッキングシートを敷いた鍋に並べてくれ、
水と酢を注ぎ、超々弱火の火加減にして、ガス台へ。
その後、
しまふぐととらふぐの合計6本のふぐの仕込みが終わったのですが、休憩も僅かで、夜の営業が始まるまでに、
サーモンを、お手製の西京味噌と共に、真空パックしたのですが、明日は、銀鱈(アラスカ)を、『西京漬』に仕込まなくてはならないので、
朝の時点で、冷凍庫から4本出しておきました。
そうこうしていると、
宅配便のドライバーが集荷に来てくれ、1個だけでしたが、『西京漬』を発送しました。
そして、夜の営業の合間を見ながら、
明日発送する『西京漬』を箱詰めし、
冷凍庫へしまっておきました。
明日は魚市場には行かないものの、諸々の仕込みがあるので、ハードな一日になりそうです。
まだまだ御歳暮の『西京漬』&『鰯の丸煮』
今朝は、
沼津の魚市場に仕入れに行き、この売場で、
御歳暮の『西京漬』に仕込むため、
5,3キロのサーモン(ノルウェー)を仕入れ、
1枚ずつ、お手製の西京味噌と共に、真空パックしました。
また、12月も下旬となったのですが、
御歳暮の『西京漬』だけでなく、『鰯の丸煮』のご注文を頂き、今日も箱詰めをしました。
そんな状況ですので、来週も、両方の仕込みをしなくてはならないような感じです。
★★★ 暮れのお持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』(おひとつ 5,800円)のご予約を承っております。
数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
平成29年最後の定休日
今日は、今年最後の定休日でしたが、沼津の魚市場へ仕入れに行って来ました。最初に向かった売場で、
三重県から届くことになっていた天然のとらふぐを受取り、
中を確認したところ、
3本全て、スイスイとなれば、もちろん萌え燃え・・・
また、この売場で、
良さげな下田産の金目鯛があったので、仕入れることにし、
秤に乗せたところ、
2,0キロでしたが、先程の写真に、島とあるように、水揚げされたのは下田ですが、漁場(ぎょば)は、伊豆七島あたりです。
その後、別の売場に行き、
三重県産の真鰯が入荷していたので、
少し小さめでしたが、
『鰯の丸煮』用に、
2ケース仕入れました。
その頃になって、最初の売場に、
福岡産の鰆(さわら)などが入荷し、
4,0キロのものを仕入れることにしたのですが、釣りものであるだけでなく、
神経抜きとあるように、身質の良さが期待出来そうな感じでした。
ひととおりの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ると、
3本のとらふぐを締め、
血抜きのため、
海水へ。
先ずは、
鰆の仕込みから取り掛かり、会席料理の焼物の西京焼にするため、切身にし、
その次に仕込んだのが、金目鯛でしたが、半身が骨付きなのは、煮付するためです。
そして、
真鰯の下拵えに取り掛かり、頭を落とし、はらわたを抜いたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、
水洗いし、
クッキングシートを敷いた鍋に並べたら、水と酢を入れ、
超々弱火で、火に掛けました。
真鰯の後は、真打ちの登場ですが、その頃、
真由美さんは、焼いてから、出汁を取るため、
頭を掃除してくれていました。
頭の掃除を終えた真由美さんは、
自分が手直しをし、
拭き上げ、ふぐの仕込みが終わったのですが、今日の3本は、
全てオスで、小さいながらも白子入りで、参考記録ながらの3打数3安打でした。
今日の仕込みは、魚だけでしたので、
使った包丁は、出刃包丁(写真 左)と牛刀(同 右)の2本で、砥ぎ終えたら、
御歳暮用の『西京漬』の箱詰めをすることにしました。
真由美さんが、真空パックした銀鱈、サーモン、鯖に、
シールを貼ったら、
切身の形や大きさを見ながら、自分が箱詰めしたのですが、今日箱詰めしたのは、
2種(銀鱈、サーモン)の各2切入のものにはじまり、
定番の2種(銀鱈、サーモン)の各3切入と、
3種(銀鱈、サーモン、鯖)の各3切入でした。
箱詰めしたら、
蓋をし、
番重(ばんじゅう)に入れ、冷凍庫へしまう段取りをし、
それまでに、鰆を西京味噌と共に、真空パックしておいたのですが、紅一点なのは、
金目鯛のかまを、西京漬にしたもので、木曜日の『特別会席』の焼物に使うものです。
使ったまな板を漂白剤につけ、
仕込みが終わりましたが、先週の定休日よりも、ずっと早かったのが、何よりでした。
ところで、来週の月曜日(25日)は、
夜のみですが、通常通り営業しますので、皆様のご来店、心よりお待ちしております。
★☆★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。
御歳暮、真っ只中
12月に入ったこともあり、御歳暮用の『西京漬』と『鰯の丸煮』の仕込み、包装、発送などの仕事に追われる毎日で、今日も、
少ないながらも、包装と発送をしました。
夜の営業が終わったら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、明日発送する『西京漬』の箱詰めをしたのですが、
明日の『西京漬』は、
銀鱈、サーモンの各3切入のものをはじめ、
銀鱈、サーモン、鯖の各2切入のものと、
銀鱈、サーモンの各2切入の3種類でした。
『西京漬』の後は、
『鰯の丸煮』を、
箱詰めし、明日包装するため、『西京漬』も『鰯の丸煮』のどちらも、冷凍庫にしまっておきました。
明日は、魚市場に行き、『西京漬』用のサーモンを仕入れてくる予定で、御歳暮真っ只中の日常が、しばらく続きそうです。
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12月らしい定休日明け
定休日明けの今日は、御歳暮用の『西京漬』の包装と発送をしなくてはならなかったので、ホールスタッフに早めに出勤してもらうことにしたのですが、何度かやったことはあっても、久し振りのことですので、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、注意事項を伝え、包装し始めてくれました。
そんな様子を尻目に、仕込みをする前に、冷凍庫から、
明日、『西京漬』に仕込む銀鱈(アラスカ産)を3本出しておき、その後、昨日から解凍しておいた銀鱈を切身にし、脱水シートに挟んだら、
冷蔵庫へ。
その頃までに、
包装し終わり、
発送するばかりとなり、『西京漬』の後は、ホールスタッフに、
『鰯の丸煮』の包装と発送の準備をしてもらうことにしました。
続く時は続くもので、ランチの営業時間中、急遽『西京漬』と『鰯の丸煮』のご注文を頂いたので、
真由美さんに、シールを貼ってもらい、大きさと形を見ながら、
大きさと形を見ながら、自分が箱詰めをし、
『西京漬』の後は、『鰯の丸煮』の箱詰めをし、半解凍状態でしたので、すぐに発送出来るように再冷凍したら、
包装してもらいました。
そんな中、富士市内の魚屋さんが、
静岡県用宗(もちむね)産の天然のとらふぐを、
2本届けてくれたのですが、ランチの営業中ということもあり、
束の間の萌え燃え・・・
そのまま締め、
方血。
ランチの営業も終わったこともあり、
午前中同様、発送の準備に追われている真由美さんを尻目に、
ふぐを卸し終えたのですが、その頃には、
宅配便のドライバーが集荷に来てくれました。
そんな今夜は、
ふぐ料理をはじめ、
会席料理の御予約も頂いていたこともあり、夜もバタバタで、
片付けの合間を見ながら、銀鱈を真空パックし、定休日明けの一日は、暮れらしくバタバタのうちに、終わりました。
明日も、銀鱈を仕込むだけでなく、『西京漬』の包装や発送の準備をし、今日ほどではないにしても、バタバタしそうです。
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今週仕込んだ御歳暮用の『西京漬』と『鰯の丸煮』
御歳暮シーズンに突入し、その仕込みや発送などが、ルーチンワークとなっており、厨房は、
『西京漬』工房と化しています。
今日(土曜日)と、
昨日(金曜日)仕込んだのは、
銀鱈(アラスカ産)でした。
一昨日(木曜日)は、
サーモン(ノルウェー産)、その前日の29日(水曜日)は、
銀鱈、28日(火曜日)も、
同じく銀鱈を、それぞれ仕込みました。
『西京漬』だけでなく、『鰯の丸煮』も同じ様に仕込んでおり、
今日は、
昨日仕込んだものを箱詰めし、
蓋をしてから、
きれいな袋に入れ、
冷凍庫へ。
また、今日は、
『西京漬』と『鰯の丸煮』用の折や、
それらの仕込みに使う消耗品も、配達してもらいました。
明日は、魚市場に行かないだけでなく、昼と夜の御予約の都合で、『西京漬』も『鰯の丸煮』は、仕込みません。
来週も、今週のような感じになる予定ですが、5日の火曜日が、
休市日となるので、
休市日ですので、少し忙しないような仕込みになるかもしれません。
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御歳暮の仕込み、包装、発送
昨日の朝は、早起き出来ずに、沼津の魚市場に仕入れに行くことが出来なかったこともあり、御歳暮のご注文を頂いているので、今朝は、何が何でも起きなくてはならず、
魚市場へ行って来ました。
この売場で、
『西京漬』用のサーモン(ノルウェー)を、3本仕入れましたが、それぞれの目方は、
5,7キロ、
5,3キロ、
5,6キロでした。
サーモン同様、『西京漬』の銀鱈(アラスカ)を仕入れるため、
冷凍物扱う売場に行き、
1ケース仕入れたのですが、1ケースが20キロで、その時の魚体にもよりますが、12本前後入っており、今日のものは、11本入でした。
そうこうしていると、セリの時間となり、
『西京漬』同様、
御歳暮用の『鰯の丸煮』に仕込む真鰯(千葉)を、
2ケース仕入れました。
今朝の仕入れは、これらだけでなく、週末用に色々と仕入れ、真鰯のセリも終わったので、魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻ると、
冷凍庫の在庫もなかったので、明日仕込むため、今朝の銀鱈を4本解凍しておくことにし、ひととおりの準備が出来たら、小肌(佐賀)を仕込み、
鯵(三重)の頭とはらわたを抜いたら、
真鰯も同じ様に、下拵えを始めたのですが、
鯵と真鰯の水洗いをしてくれたのは、
いつもの如く、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。
その後、真由美さんは、
出勤してきたホールスタッフに、
箱詰めしたおいた『西京漬』の包装の仕方と、
発送するための準備を、
伝えていました。
その頃、自分は、真鰯の次に、
サーモンの下拵えをすることにしたのですが、サーモンは鱗が細かいので、
包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除きます。
3本全て水洗いし終えたのですが、ランチの営業時間も近づいており、
とりあえず、
3枚に卸し、冷蔵庫へ。
そして、ランチの営業時間中の合間を見ながら、切身にしたのですが、
全部で96切あったのですが、包装し、発送の準備も出来たので、ホールスタッフに、
西京味噌と共に、
真空パックしてもらいました。
その隣では、真由美さんが、
水洗いを終えた真鰯をクッキングシートを敷いた鍋に、並べてくれ、
水と酢を注ぎ、超々弱火で、火に掛けましたが、仕上がりは、明日になります。
ランチの営業も終わり、休憩時間中に、
宅配便のドライバーが集荷に来てくれ、発送しました。
しばらくの間、こんな状況が続くだけでなく、暮れということもあり、夜の御予約の関係で、場合によっては、ランチの営業時間に変更が生じる日もあるので、ご来店の際には、予めお問い合せ頂けると、幸いです。
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昨日も、今日も、明日も、御歳暮の仕込み等々
昨日同様、今朝も沼津の魚市場に行き、
『西京漬』用のサーモン(ノルウェー)を、
仕入れて来ましたが、今日のサーモンは、
5,1キロのものでした。
また、『鰯の丸煮』用の真鰯も、
2ケース仕入れて来ましたが、真鰯は、
見にくいかもしれませんが、千葉県産のものです。
昨日ほどではないもの、それなりの仕入れをしたのですが、その帰りに、魚市場にある厨房道具などを扱う専門店に立ち寄り、
御歳暮の『西京漬』や『鰯の丸煮』用の折などを注文し、【佳肴 季凛】に戻りました。
仕込みはいつも通りのことしたが、ランチの営業時間中に、
今朝注文しておいた折などが、
届けられました。
そして、夜の営業の準備をしながら、
『鰯の丸煮』と、
サーモンの『西京漬』を真空パックし、明日『西京漬』に仕込むため、
銀鱈(アラスカ)と、
鯖(ノルウェー)を出しておきました。
そして、片付けも終わり、お客様のお帰りを待っている間、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
明日箱詰めする御歳暮用の『西京漬』の折の蓋に、
シールを貼っておいてくれました。
例年のこととは言え、しばらくこんな日が続きそうで、来週には、“早番”の御歳暮を、発送する予定です。
★★★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、クリスマスイブ&大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』(おひとつ 5,800円)のご予約を承っております。
数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
魚どっさりの木曜日
今朝は、沼津魚市場に行って来ましたが、
最初に向かった売場で、
御歳暮用の『鰯の丸煮』に仕込むため、
4キロ入の真鰯(千葉)を、
2ケース仕入れましたが、“47-9”というのは、魚市場での自分の買い番です。
真鰯の売場の隣にある鯵(あじ)の売場に行くと、
島根県産のものがあったのですが、他の仕込みの兼ね合いもあったので、取り合えず、素通りすることにし、『鰯の丸煮』同様、御歳暮の『西京漬』用のサーモン(ノルウェー)を仕入れるため、
この売場に行き、
5,4キロのものを仕入れた後、別の売場に向かうため、構内を歩いていると、
この売場に、
長崎県壱岐産の鰆(さわら)が入荷していました。
焼物の中でも、自分が一番好きな魚ですので、素通り出来ず、それぞれの目方を確認しいくと、自分好みの4キロUPのものが、
1本だけ残っており、鮮度を確認するため、
えらを確認すると、鮮やかな赤い色をしており、
魚体も良さげな感じがしたので、コース料理の焼物の西京焼としてお出しするため、仕入れることにしましたが、鰆の上にあるのは、
刺身や酢物などで使うための帆立(北海道)です。
鰆は、魚偏(さかなへん)に、春と書きますが、寒鰆という言葉もあるように、これから脂が乗り始める旬の魚でもあります。
その後、活魚売場に行ったのですが、天然のとらふぐの入荷は全くなかったこともあり、仕込みの段取りにも余裕が出来たので、鯵を仕入れることにし、売場に戻ると、片付ける直前で、
間一髪間に合い、
1ケース仕入れることにしました。
仕入れも終えたので、【佳肴 季凛】に戻り、荷物を卸したところ、
仕入れをした当人ですので、分かってはいたものの、ちょっとした魚屋さん状態に、覚悟を決め、仕込みを始めることにしました。
先ずは、鯵から取り掛かることにしたのですが、
よく見ると、
小さい鯖が紛れ込んでいましたが、鯵に限らず、小魚にはよくあることです。
鯵の頭を落とし、はらわたを抜き終えた頃には、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
真空調理するため、帆立を袋詰めしてくれていましたが、帆立の真空調理については、こちらをお読みください。
鯵の次に取り掛かったのが、
真鰯で、隣では、
真由美さんが鯵の水洗いをしてくれており、それが終わったら、
真鰯を水洗いし始めてくれました。
真鰯の身の次に、焼いてから、出汁を取るため、鯵と真鰯の頭を半分に包丁し、
これらも、
真由美さんが、掃除してくれました。
その次に、サーモンの鱗を取ることにしたのですが、サーモンは鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、
鱗を取ります。
サーモンを終えたら、鰆の頭を落とすことにしたのですが、サーモンと異なり、鰆は鱗があまりないので、
包丁で軽くこそげ取る程度で済みます。
頭を落とし、切口の身を見ると、乳白色をしていたのですが、この乳白色こそが、脂のある証で、
水洗いしてから、3枚に卸しました。
鰆は、最も身割れしやすい魚の一つで、卸す時は、細心の注意を払うのですが、身割れすることなく、
卸し終えることが出来、
切身にしたら、
キッチンペーパーで挟み、冷蔵庫へ。
鰆の次が、
サーモンで、鰆同様、卸し終えたら、
卸し終えたら、
切身にし、冷蔵庫へ。
その後、鯵と真鰯の頭の掃除も終わり、それらを焼く前には、
鰆のあらの部分も焼き終わり、その頃までに、鯵と例の鯖を、
揚物用に、三枚に卸しておき、この鯖は鯵と共に、それぞれ天ぷらに、
子供達の夕飯の鍋焼うどんの具になりました。
そうこうしていると、ランチの営業時間となり、
合間を見ながら、真由美さんが真鰯を、クッキングシートを敷いた鍋に並べてくれ、並べ終えたら、
蓋をし、
水と酢を注ぎ、
超弱火で、火に掛けました。
また、ランチの営業時間中に、
富士市内の魚屋さんが、
静岡県用宗(もちむね)産の天然のとらふぐを4本届けてくれたのですが、とりあえず、
そのまま水槽に入れておくことにしました。
ランチの営業時間も終わり、お客様もお帰りになったので、
真由美さんがカウンター周りを養生してくれ、自分は、
水槽から、ふぐを取り出し、
締めてから、
海水へ。
まな板に乗せ、改めて、その姿に萌え燃え・・・のまま、
卸し、
卸し終えたものは、いつものように、
真由美さんが水洗いしてくれ、自分が手直しをする流れで、
真由美さんが拭き上げてくれ、
ふぐの仕込みも終わり、お昼を食べ、休憩することにしたのですが、今日のお昼は、
真鰯を塩焼にしました。
真鰯の手前にあるのは、粗めに卸した本山葵ですが、脂の強さを和らげてくれるだけでなく、その風味が何とも言えず、自分が好きな食べ方でもあり、鯖の時にも、こうします。
そして、夜の営業時間の合間を見ながら、
鰆とサーモンを、お手製の西京味噌と共に、真空パックしておきました。
また、一度に使いきることは出来ないので、
鯵も真空パックし、焼いてから、ほぐして、塩味をつけたサーモンの中骨も、
同じように、真空パックしておきましたが、サーモンのフレークは賄い用です。
こうして、ちょっとした魚屋さん状態の一日が終わったのですが、魚の仕込みが多いと、妙な達成感があります。
また、明日も魚市場に行くのですが、今日ほどではないものの、それなりに仕入れ、仕込む予定です。
★☆★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。